自腹でエンタメ!

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2007年10月25日 (木)

映画「ヘアスプレー」の曲を目覚し音にしちゃった

とにかく彼女のパワー溢れるリズミカルな姿に、ぶっ飛んだ。

一緒になって リズムを取りつつ、ステップを踏んでいた。

“GOOD MORNINIG BALTIMOR”を私の目覚し曲に変更したのは言うまでもない。

ニッキー・ブロンスキーが“GOOD  MORNINIG BALTIMOR”を歌い、
踊りながら軽快に登場するミュージカル映画「ヘアスプレー」。

ダイナミックでポッチャリしていて笑顔が愛くるしい。

キュート!!

ウルトラ・ニュー・フェイスの登場!

COLD  STONE出身のヒロイン!

何で、こんなに軽々と踊れるの!?

★以下は、ちょい、ネタバレあり!!


1960年代のボルチモアを舞台にしたミュージカル映画「ヘアスプレー」。

主人公のトレーシー(ニッキー・ブロンスキー)は、ヘアスプレー会社が提供するローカルTV番組「コーニー・コリンズ・ショー」を親友ペニー(アマンダ・バインズ)と見ながら踊る事が放課後の楽しみ。

ダンサーになる事を夢見ているちょっと太めのとってもオシャレな高校生だ。

だが、トレーシーと同じように豊満なボディの母親のエドナ-(ジョン・トラヴォルタ)は、そんなトレーシーの夢に猛反対。


番組のメンバーが一人抜ける(多分、妊娠だね)為のオーディションが急遽開催される。

トレーシーは、喜び勇んで参加しようとするが 番組プロデューサーのヴェルマ(ミッシェル・ファイファー)に、「アナタみたいなチビデブには参加する資格が無い!」と罵倒される。

ヴェルマは、マイノリティーに対しての差別主義を番組でも貫いていた。

「ニグロ・ディー」と称した黒人だけの出演日を設けていた。

白人と黒人が一緒に踊る場合も、テリトリーをロープで区切ってある。


トレーシーは、ひょんなことから ダンスの才能をコーニー・コリンズ(ジェームズ・マースデン←なかなかカッコイイMC役だよ。さすがだね)に認められ、念願かなって「コーニー・コリンズ・ショー」のレギュラーの座を獲得した。

トレーシーは瞬く間に人気を獲得し、“ミス・ヘアスプレー”のダンスコンテストで優勝することも夢ではなくなった。

憧れのリンク(ザック・エフロン♡)とも友達になれたし、ヘアスプレーの売り上げもUPし、言うことなし!!

だが、ヴェルマにとって、トレーシーは娘のアンバー(ブリタニー・スノウ)の人気を脅かす嫌な存在。

白人メンバーのアンバー達よりも、同じナンバー"THE NEW GIRL IN TOWN“を歌う黒人ダンサー達の方がダンスも歌も抜群に上手(一目瞭然!)で、視聴者からの評価も黒人の方が高いと懸念したヴェルマは視聴率が悪いと嘘をつき、ニグロ・ディーを打ち切りにする。

娘のアンバーをトップスターにするためには手段を選ばないのがヴェルマの生き様。

突然の番組打ち切りに対し、テレビ局まで抗議のデモをするモーター・マウス・メイベル(クイーン・ラティファ)やシーウィード(イライジャ・ケリー)達と共にトレーシーも行進の列に加わる。

さて、トレーシーは“ミス・ヘアスプレー”の栄誉に輝くか?

黒人達は、再びスクリーンに登場できるか?

続きは、映画館で!!Photo_2

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2007年10月24日 (水)

映画「サルバドールの朝」は、ハンドタオル持参で!!

「目を閉じて、想像してごらん?いま何処にいるかな?」

スペインの民主主義の歴史は思っていたより浅かった。

現在のスペインは議会君主制だが、この映画の時代は1970年代前半―フランコ独裁政権の末期だ。

マドリードに在留していた知人(年齢不詳のオジサマ)は、このフランコ政権の時代に、スペイン人の友人達数人と路上で立ち話をしていただけで警官に殴られたことがあるそうだ。



「サルバドールの朝」


不当な裁判で死刑となった魅力的な25歳の青年と、彼を取り巻く家族や友人や、弁護士達の話でもある。

様々な女性たちから愛された、ハンサムでユーモアもある青年―それが、サルバドールだ。

圧制で抹殺された無政府主義者の青年の実話をもとに作られた映画だ。



サルバドール・プッチは、階級無き社会を作ろうと政治活動に身を投じるも、闘争資金を稼ぐために銀行強盗をして、警察に追われる身となる。

バルでの仲間との密会の時に、張り込んでいた警察との銃撃戦で、一人の警官が死ぬ。

サルバは確固たる証拠がないにも関わらず、不当な裁判で死刑判決を受ける。

恵まれた環境にいるのに反体制運動に走ったサルバは、看守から反感を持たれた。

だが、看守もサルバの魅力ある人間性に徐々に惹かれる。



運命の朝。

ノコギリをひく音が不気味である。

処刑道具を作っているのだ。

膨れ上がる恐怖が画面から伝わってくる。


姉妹達に囲まれて処刑を待つサルバドール。

誰もが、最後の最後まで減刑を念じている。

「殉教者になりたくない、聖人なんかになりたくない、僕は生きたい」とサルバドール。

最後の最後まで、不眠不休で減刑運動に奔走する弁護士達。


処刑道具は「鉄輪絞首刑」・・・中世の拷問道具ではないのか?

実に残酷な処刑方法である。

処刑の過程をこれでもかとしつこいくらいに克明に描く事で、独裁政権のもとでの抑圧被害者の哀しみを際立たせる。

処刑に立ち会っていた看守が、感極まって叫ぶ。
独裁政権、処刑の不条理さを。。。




映画の前半では、70年代のロック、ボブ・ディランのエネルギッシュな音楽に乗って組織活動に興じる(銀行強盗なんて緊張感がなかった!)シーンが展開される。

カタルーニャのシンガーソングライターのルイス・リャックが作曲したオリジナルサウンドも良い。


前半部分の、サルバが目指す反体制活動が一体何を目指していたかが、よく分からなかったし、強盗によって活動資金を調達する様も納得しかねた。

だが、この作品は、彼の減刑のために最後まで戦った家族や弁護士達の姿や、看守の意識変革を描いている。


そしてサルバドールは、自らは望まなかった殉教者になってしまった。

残された人々達が社会を変革するために。

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2007年10月21日 (日)

サントリー美術館「BIOMBO/屏風 日本の美」

赤坂見附から六本木の東京ミッドタウン内に移転した「サントリー美術館」で開館特別記念展の「BIOMBO/屏風 日本の美」を鑑賞。

BIOMBOとは、ポルトガル語やスペイン語で「屏風」を意味する。
今回は江戸幕府がオランダに贈った屏風が、初めて日本にお里帰りをしているので、実に楽しみである。

サントリー美術館は、水曜日から土曜日までの開館時間が10:00~20:00なので、会社帰りにも立ち寄ることができる。
週末の金曜日にお邪魔した。

10/21(日)が会期終了なので、平日といえども会場内はかなりの人だ。

屏風絵は細密に描かれたものが多いので、作品のそばによってじっくり鑑賞することができるか ちょっぴり不安になる。


東京ミッドタウンという土地柄か、会場にはお洒落な雰囲気美人が多い。
それもかなりゴージャスな雰囲気美人ばかりがサントリー美術館には多い。
会場は照明を落としてあるので、薄暗いが、それでも目を引く。


「BIOMBO/屏風 日本の美」

「1 屏風の成立と展開」→「2 儀礼の屏風」→「3 BIOMBOの時代 屏風にみる南蛮交流」→「4 近世屏風の百花繚乱」→「5 海を越えた襖絵と屏風絵」と、屏風の変遷等をたどるように順路ができている。

今回、特に興味深かったのは、かっては一連の作品だったが いまや左隻と右隻などが文蔵されている作品が一堂に展示してあることだ。

なかには、3箇所の美術館に文蔵されている屏風もある。

これは、学芸員の腕の見せ所だ。


屏風といえば、金屏風の絢爛豪華さを真っ先に思い浮かべるかもしれない。
狩野元信の「四季花鳥図屏風」 (重要文化財、 白鶴美術館)はそんな名品だ。

また、屏風が風除けや間仕切り以外の生活のシーンでどのように利用されていたかを現在の我々に教えてくれる絵巻物の画の中の屏風も、一粒で二度美味しい体験だった。

出産のときに飾られる「白絵屏風」は初見だった。
輪郭線が無く、白抜きで描かれている。

合戦を描いた屏風もあったが、戦国大名の旗や兵士達が、実に細密に描かれており見飽きることが無い。

「祇園祭礼図屏風」もダイナミックな構図の中に、祭りに興じる人々が生き生きと描かれている。


「洛中洛外図屏風」では描かれた人々の着物の柄もそれぞれ違っているので、「屏風絵―同じ着物柄を探せ!!」と、ひとり興じてしまった。


出雲阿国の歌舞伎舞台を描いた「阿国歌舞伎図屏風」も歌舞伎」ファンとしては見逃せない。

「オランダ政府宛幕府(老中)返書」(ハーグ国立公文書)は達筆!

「松下麝香猫図屏風」(ボストン美術館)と「樹下麝香猫図屏風」(サントリー美術館)は猫好きのご婦人達に好評で、じっくり鑑賞する隙もなかなか見出せないほどであった。

「社頭図屏風」(メトロポリタン美術館)はイチバンのお気に入り。

「賀茂競馬図屏風」(クリーブランド美術館)の筆致も見事。

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2007年10月18日 (木)

映画『エディット・ピアフ~愛の賛歌~』

愛すること、

愛すること、

愛すること…怠っておる。



ピアフの映画を観たのに、このセツナイキモチ…

ピアフを観ましたか?


愛と音楽に溢れ、庶民的で悲しくも奇想天外の壮絶な物語。

映画『エディット・ピアフ ~愛の讃歌~』

1915年、ビリーホリディと一緒の年に生まれたシャンソン歌手エディット・ピアフ。

母は路上で歌う歌手、父は大道芸人。

ピアフは祖母に預けられ娼館で育った。

娼婦の一人ティティーヌ(エマニュエル・セニエ←good!)に溺愛されるも、
失明の危機に陥る。

20歳の頃、母と同じ様に路上で歌うところをルイ・ルプレに才能を認められ、
ラ・モーム・ピアフ(小さな雀)と命名され、一躍世界的なスター歌手の仲間入りをする。

ステージで喝采を浴びるも、子供の病死やマルセルの飛行機事故死など、
愛する人とのかなり辛い別れを経験している。

酒と薬に依存し無軌道ともいえる私生活。

1963年オペラ座で最後のステージ出演をし、
同年47歳で愛と悲劇の波乱万丈の生涯を終える。

岩谷時子氏の名訳「愛の讃歌」や「ラビアンローズ LA VIE EN ROSE」の曲は知っていたが、エディット・ピアフの数奇な生涯のことについては全く未知数だった。

『エディット・ピアフ ~愛の讃歌~』

エディット・ピアフを熱演したのは、マリオン・コティヤール。

エディット・ピアフの全盛期を知る人に言わせると、ステージで歌うポーズもそっくりらしい。

決して美声とはいえないしわがれたような太い声も似ているらしい。

マリオン・コティヤールは、娘時代から、47歳で亡くなるまでのエディット・ピアフを演じている。

まるで老婆の様な47歳のエディット・ピアフの姿までを。

“歌わなけば!”、歌こそ我が人生とばかりのエディット・ピアフを。

深い悲しみを湛えた声のディーウ゛ァを。

強烈な歌唱、足を止め耳を傾けざるを得ない歌い手を。

この作品はピアフの生涯を知らないと分かりにくい。

あっという間に少女→娘になったので…。

幼年期、最盛期etcと時代が錯綜している。

ほんとは伝記を読んだほうが良いのか。

エンタメ・ポチが見た回の客席の年齢層は高めで平均年齢55歳程度。

♡一番好きなシーンは、海岸でのインタビュー・シーン♡

砂浜で編み物している姿、取材の記者との会話。

エディット・ピアフが一番穏やかで幸せそうな表情をしているシーンだ。

愛すること、愛すること、愛すること←大切だよね。





恋人のマルセルが帰ってきたと大はしゃぎするシーンも、とても切なかった。

マルセルの魂が訪れたのだろうか。

飛行機事故で亡くなったのに、ピアフがコーヒーを煎れ、トーストを焼き、二人だけの時を過ごそうとするシーン。

数々の名曲を熱唱するステージも見事だ。

ピンスポットなど照明にも工夫が凝らしてある。

スクリーンの観客と一体化して、エディット・ピアフのまばゆいばかりの舞台を楽しめる。

●監督・脚本:オリヴィエ・ダアン、

●出演:マリオン・コティヤール 、ジェラール・ドパルデュー

★残念★

4つ左に座っていたカップルのお喋りが煩いので、イマイチ集中できなかった。

まるで、自宅の居間で蜜柑を食べながらTVを見ている様な態度で、
2人で会話に興じていた。


特に、事故で亡くなった恋人マルセルが枕元に現れる所では、
「あははは、夢を見ていたんでしょ~(笑)」と、夢の無い会話。

彼の魂が訪れたなんてロマンチックに感じていた私は興ざめ。

おまえら観てわかっとんのかぁ~って輩も来ますからねぇ。。。。

(「長江哀歌」のときの、エンタメ・ポチじゃん!  でも、お喋りをしたことは無いぞ!  涙)

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2007年10月18日 (木)

「長江哀歌」

エンタメ・ポチは、映画の師匠に誘われて「長江哀歌」を鑑賞。
中国映画にはほとんど関心を寄せず 専らアフリカ映画派の師匠が、
エンタメ・ポチをこの映画に誘ったのは、
ひとえにこの「長江哀歌」が2006年ベネチア国際映画祭のグランプリを獲得したからだ。

ジャ・ジャンクー監督の大ファンは、読まない方がいいかも・・・。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆「長江哀歌」鑑賞後☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「わからないっ!」

「何がわからないの?」

「建物が 何でロケットになって飛んでいったの?
それに爆撃機はどこに行ったの?」

「ふ~ん?  そうだったのか。
良かった~。
実は私もわからないの。
あの綱渡りはどんな意味なの?」

「ごめんなさい、せっかく誘ってくれたのに。
もう一つわからないのは、何で受賞できたの?
期待しすぎちゃったのかな。
長河の風光明媚なシーンを期待しすぎちゃった。
その“長江の美しさ vs それを取り巻く人間の悲哀”って思っていたら・・・・。
私って感性が鈍すぎるのかな。」

「良かった~。
実は私もなんだ。
水墨画のような風景をモット期待していたの」

「シュールなシーンに気を取られすぎかな?」

「あの唐突なシーンは、タケシ(北野タケシ監督)の影響かな?」
「この監督はオフィス北野でよく作品を撮っているみたいだからね」

「あの男女は直接の関係はないよね」
「うん、すれちがっただけよ」
「烟、酒、茶、糖とかの、サブタイトルは分かりやすいけどね」
「夫婦で社交ダンスを踊るのも理解出来ないな~。淡々としすぎていない?」
「夫を探しにきた妻が“好きな人がいる”というのは嘘だって全く解らなかったよ~(?_?)」
「旦那の眼中に無いって分ったから、嘘をついたのかな?」
「人間の心情って、複雑なんですね」

「裸の大将の様にずっとランニング一丁だったね」
「ランニング姿なのにケータイを持っているのには驚いた」
「ケータイは、あの●●シーンでも着信音がポイントになっているものね。
ギャングモノで、よく使われる手法だね」

「歴史的遺産が沈んでいくのは惜しいけれど、中国にはそれが多すぎて保存しようがないのかな・・・」




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黒部ダムの53倍もの巨大な長江ダムが出来るまで130万人もの人が移住し、多くの歴史遺産が水没する。
国家の大事業故に地域住民は、有無を得ずに引っ越しを余儀なくされる。
宿屋の親父の様に。
国中から職の無い者や出稼ぎ労働者らが群がる。
また有る者は、人探しのためにこの地を訪ねる。

中国の有名な画家の劉小東のドキュメンタリー映画「東(Dong)」をジャ・ジャンクー監督が撮影した時に、
三峡ダムの工事で働く男達を描く過程を撮影したのが、この「長江哀歌」を手掛けるきっかけとなったらしい。

更に、びっくり仰天!
ロケットの様に飛んだ建物は、未完成の住民移転記念のモニュメントだけど、
美しい風景に削ぐわないから「飛んでいって欲しい」とあのシーンを作ったそうだ。
監督としても、シュールなシーンは初めての試みらしい。

中国語の原題を「三峡好人」。

英語題は「STILL LIFE(静物)」。

「時は、静物の上に深い痕跡を残すが、静物はただ黙って人生の秘密を湛えている」

原題をみて、監督が訴求したかったことが、どうにか分った。


シュールな画面の隠された意味を、スクリーン上で針小棒大に追い続けたのは、失敗だった。

未熟モノだ。

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2007年10月16日 (火)

南原清隆・『現代狂言II  ~狂言とコントが結婚したら~ 』

地下鉄国立競技場前に降り立った。
サッカーではない。
同じ国立でも、国立能楽堂である。

久々の狂言。
ここ数年、何かとお騒がせの和泉元彌殿ではない。

「狂言とコントが結婚したら  現代狂言Ⅱ」
TVのバラエティ番組をきっかけに、南原清隆氏が故・野村万之丞と企画していたもの。
万之丞氏が急逝後、弟の野村万蔵氏が遺志を継ぎ、“新しい笑い”の新作狂言としたものだ。

A席¥6,000→¥4,200でGET。
中正面の席。
(チケットの証拠写真付き)

狂言とコントが結婚したら。。。

コラボレーションらしいが、新作狂言は、とにかく初体験。
いかばかりか?

「狂言とコントが結婚したら  現代狂言Ⅱ」
プログラムでは、演目ではなく、「番組」とされている。


<番 組>
●ご挨拶
1:狂言「二人大名」・・・・・・・出演:野村万蔵、野村万禄、野村扇丞


2:現代狂言「一人サラリーマン」・・・二人大名を現代風にアレンジしてある。
現代の笑いの感性のトッピング。
出演:渡辺正行、平子悟(エネルギー)岩井ジョニ男(イワイガワ)


3:現代狂言「TANE~種~」・・・・・新作。
出演:南原清隆/野村万蔵/島崎俊郎/ドロンズ石本/森一弥(エネルギー)井川修司(イガイガワ)/野村扇丞/佐藤弘道/他 
演奏:和田啓(打楽器)/稲葉明徳(管楽器)/山崎千鶴子(弦楽器)

この国立能楽堂だが、建物の中に能舞台をしつらえてある。
能舞台には、観客席とを仕切る幕はない。

開始のブザーという無粋な音も無く、切り戸口から登場した南原氏の挨拶から始まる。
挙手によると、観客の7~8割は現代狂言が初体験、 狂言自体も6~7割の方が初体験。
小学生も居る。
現代狂言の解説から始まった。


なじみの薄い狂言に対しては、
「最初の3分は何を言っているか解らないけど5分も過ぎればだんだんと理解できる。さらに、そのあとの“一人サラリーマン”を見ていただくとより一層理解が深まる。
皆様の笑いが、舞台の演者にも反映する。お代の分だけ笑って帰って欲しい。。。。 」 

笑うことは抗酸化力を増すので健康にも良いといわれるので、存分に笑わせてもらおう。

1:狂言「二人大名」

さすが重要無形文化財面々だ。
様式美。
立ち姿、摺り足など振る舞い全てが美しい。
起き上がり小法師の謡いと真似は、必見もの!

2:現代狂言「一人サラリーマン」

舞台は千駄ヶ谷のクラブ。
エネルギーの平子悟氏が、狂言の型ができていて、◎。
狂言師として、様になっている。
耳ダンボでチェックしたら、他の観客の評判もよし。

コーラ一気飲み渡辺正行氏は狂言初体験だ。
南原氏とのWキャストなので、南原氏の演技もちょっと見たかったというのが本音。

「一人サラリーマン」の演者達にとって起き上がり小法師の真似は、見た目は簡単そうだが、体力的にかなりハードのようだ。
自宅で真似をしたけど、結構難しい。
本職の重要無形文化財の方々との実力が如実に判明するシーンだ。

社長と副社長役は羽織、袴着用なのに、岩井ジョニ男が能舞台にスーツで登場したのには驚いた。

アドリブもかなりある。
だが、歌舞伎の世話物と思えば、違和感は無い。

狂言と現代のコントとの違いがわかりやすいので、この番組は良い試みだ。

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2007年10月12日 (金)

餃子といったら。。。。

餃子といったら、やはりふかひれ餃子よね!

横浜中華街の招福門がいいかしら?

福臨門のメニューにあったかしら?

「今シーズンのシャネルスーツ着用して、おひとりさまで、餃子一皿だけ注文、カード払い」できる?

おひとりさまで写真撮影する人って、旅行者かブロガーかって、思われちゃうわよ。

ねえ?

どうする?


餃子を一緒に食べれる男って、どうでもいい人か、気を許した人よね。


いっそのこと、香港へ飛ぶか?

片道3時間、餃子だけ食べて帰国。。。


アホや~~~。



向こうでは餃子は祝いの席で食すものらしいしね。

でも、餃子は日本の方が美味しいのよ。

揚げ餃子や焼き餃子なんて、日本だけじゃないの?

水餃子系が多いか。

いっそのこと、家で餃子の皮から作ろうか?


いや~~ん、面倒くさいわ。

さあ、どうしよう???

テーマは餃子。

(ノン・フィクションである)








平日の夕食、帰宅時間が早かったので、自炊しませう。

冷蔵庫を開けて、茄子、ピーマン、豚挽き肉、人参、にんにく、しいたけ、エリンギ、葱。。。



基本麻婆茄子+冷蔵庫野菜総ざらえ

で、メインは決定!!

あとは、わかめスープと。。。

冷凍庫をチェック。

「壱心」の一口餃子は在庫無しか。

(水餃子にしたり、ラーメンの具としても活用できるので重宝モノ)

あった~~。



冷凍餃子「お特用北京餃子」@580円・・・段ボール製ではないっ!!

Photo

国内産、添加物不使用である。

ご多忙なOLは、通販マニアでもある。

この「北京餃子」は、Oisixで割引になったときに購入したもの。

Oisix(おいしっくす)とは有機野菜などの安全食材宅配してくれるネット通販スーパーマーケットである。

エンタメ・ポチは、VIP会員。

キャベツ、たまねぎ、にら、にんにく、しょうが+豚肉がメインの餃子。

サイドメニューはこれに決定!!

Photo_2

フライパンに薄く油(わたしは、ゴマ油)をひき、冷凍のままの餃子を焼き、ふたを被せてお水を注いで蒸す。お水が蒸発したら、できあがり!!


で、今回は、カリッと焼けた表面は下にして、プリッと蒸しあがった方を上にして、グリーンボールで色気を付けて、

ハイ、ギョウザ!!

いっただきま~~す。

Photo_4

ちょい、今日の献立は、四川風かな?

辛い味が多い。

サックリと短時間で仕上げた割には、美味!

。。。。と、自画自賛。

この北京餃子は、味に変な癖が無く、どなたにでもお勧めの味であ~る。

冷凍食品といえども、侮れないのである。

だが、独りで寂しく食べるより、仲間とわいわいと餃子の奪い合いをしつつ食べたほうが、

もっと美味しいんだよね~。

ちぇ。

秋のさぶしい夜長。。。。

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2007年10月10日 (水)

「ガンジス河でバタフライ」の長澤まさみちゃん

ナマステ~

「ガンジス河でバタフライ」

長澤まさみといえば、

「タッチ」のヒロイン、浅倉南、

父親は、元ジュビロ磐田の監督、

正統派美人、

優等生っぽい。

「息子のガールフレンドにしたい女優NO.1」になりそう。。。

純白のレースのハンカチーフ。。。

って、いうのが、エンタメ・ポチの「長澤まさみ」へのイメージ。

そんな、長澤まさみがドラマ「ガンジス河でバタフライ」の主人公の女子大生てるこを演じる。

聖なるガンジス河で泳ぐのか?

それも、犬掻きでも、平泳ぎでも、背泳ぎでもなく

よりによって、バタフライ!!

揺りかごから墓場までではないけれど、ヒンドゥ教徒は、川で沐浴したり、死者を川辺で火葬にして、その灰を撒いたりすると聞く。

そんな河で、バタフライを!?

あの長澤まさみが!?

似合わない!

白百合のような長澤まさみには似合わない。

吹き替えちゃうの?(ここだけ関西弁)

。。。てな興味だけで、観た。

メーテレ開局45周年記念ドラマスペシャル「ガンジス河でバタフライ」

原作はたかのてるこ著「ガンジス河でバタフライ」。

脚本は、宮藤官九郎。
クドカンだ。

マスコミ志望の女子大生てるこは就職活動のメーテレでの面接(メ~テレのキャラクター「ウルフィ」の縫いぐるみがあったぞ)で、何ら訴求できるものが無く、
ついつい元水泳部ってことだけで、
「ガンジス河でバタフライが出来ます!! いえっ、しました!!」ていう様な
口から出まかせを言う。

そんな嘘を真にするために、一人インドへ旅立つ。

不良債権の就職浪人とならないために。。。

ヒラヒラのワンピース姿、ピンクのトランクを引きずり空港に降り立ち、タクシー運転手達の流暢な日本語での客引きの剣幕に圧倒される。

(ゴージャス旅行ならば日本からワンピースで出国するけどね。現地の客引きの人の日本語には反応しないのが私の流儀。ぼられたくないもの)

関西弁の上手なインド人に「エロ可愛い格好」と言われたり、
もろ「かもねぎ」だ。

インドの為替状況に疎い私でも「そりゃ、高い!!」って思わず画面に向かって叫ぶほどに。

「あ~あ~、こういう旅行者って迷惑なのよね」と毒づきつつも。

タクシー代は思いっきりボラれるし、全く違う宿屋に連れて行かれる。

日本の名古屋の両親にケータイをかけ、泣き喚く。

(幾らかかったのかな? 電池を持参しているの? 充電器を持ってきたのかな?)

トイレに紙がない(水で洗えば~)といって泣き、コンビニが無いといって泣き、インドの事情を全く調べていないのが良くわかる。

このシーンを脚本で読んだ長澤まさみちゃん、びっくりしたろうな。

便器を抱え込むようにしながら、ケータイをかけて泣き喚いているのだもの。

食事の時に不浄といわれる左手を使ってはいけないことは何となく知りながらも、
つい左手を使おうとして、顰蹙を買う。

カースト制度がまだ存続していることにも驚く。

せっかく荏子田のカレー屋「インドのライオン」の店長が「地球の歩き方」を推奨したのにも関わらず、全く白紙のままだ。

旅行好きだった兄の昭典(荒川良々)が、インドで散々な目に遭って以来、二度と海外旅行をしていないのにも関わらず、熱海の温泉に湯治するがの如くにインドへたどり着いている。
怒涛のカルチャーショックの日々。

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2007年10月 5日 (金)

映画 「ミス・ポター」

羊・羊・羊。。。

それが、英国鉄道巡りの旅。。。

だが、Windermereを拠点に湖水地方のNear Sawreyの

Hill Topを訪問したときは、人・人・人。



世界中からの観光客の群れだった。

世界中の人に愛されている青い上着をはおった愛らしいうさぎ「ピーター・ラビット」の作者ビアトリクス・ポターの家は、ピーター・ラビットの絵本に魅了された人々にとっては、聖地のようなものだ。

絵本そのままの世界がそこには息づいている。

(でもあまりの観光客の多さに、ピーター・ラビットたちは息を潜めている。。。冗談)

10年以上前の8月下旬に、この湖水地方をバスを乗り継ぎ、蒸気機関車に乗り、湖のクルーズetcと、英国随一とも言われる自然美を堪能した。

ナショナル・トラストによって保護された自然を。。。

そして、ビアトリクス・ポターが広大な土地を自然のままに維持することを条件に、ナショナル・トラストに託したことを知った。

女の子なら、誰でもキャラクター・グッズに、はまったことってあるんじゃないかな。

アメリカ生まれの浦安のねずみちゃんや日本猫のキ●ィーちゃんとか。。。。

恵比寿に住む二人の子持ちの30代未亡人ですら、MYご当地キ●ィちゃんを収集している。

ましてや子供が居る家庭では、この「ピーター・ラビッド」の絵本やグッズもあるのではないだろうか。 

きっと気がつかないところに、存在しているはず。。。

ちなみにエンタメ・ポチ宅は、絵本は当然の如くあり、友人から頂戴したスプーン&フォークセットもあった。

「もう30過ぎのオンナよ。自分で買ったのなんてあるわけないじゃん」と、

一日の疲れを癒すために風呂に入った。。。。

あ~~極楽、極楽。。。。

手桶が。洗面器が、椅子が。。。。

ピーター・ラビットだった~~~~~~~~~~~~~~~~~~~。

この映画を観なければ、気がつかなかったかもしれない!!

余りに日常的だったからな。

ごめんね、ジマイマ。



映画「ミス・ポター(Miss Potter)」

日英同盟の年でもある1902年の英国、

上流社会の生まれであるビアトリクス・ポターは、32歳独身の上流階級の女性である。

親の勧める縁談を断り続け、幼少時代に湖水地方で出逢った動物たちを擬人化し、物語を創り、絵本として出版することを目指している。

「これこそが、私の夢」とばかりに。

まず、この設定に驚く。

英国といえども封建的な名残があったはずだ。

上流階級の女性が職業を持つことなどありえたのか。

稀有といっても良いだろう。

閨閥とも思われるが、同じ階級同士(上流階級)で結婚するのが女の幸せと言われていた時代に、「好きな人と結婚したい」という当たり前の結婚感を貫き通す意志の強さはどのようにして育まれたのだろうか。

彼女の意志の強さ、タフさはどのように育まれたのだろうか?

「いい加減に孫の顔が見たい」とか、「適当なところで妥協して・・・」とか、周囲から影に日向に言われたのではないだろうか?

ポターが外出する時には、必ず何処でも婆やが同行する。

昼間でも、32歳になっていても!!

(後には、ノーマン・ウォーンとの事実上のデートの時にも!!)

そんな閉鎖的な状況でも自ら出版社と交渉し、出版化する。

彼女の創作した「ピーター・ラビットと仲間たちの物語」は、たちまちベストセラーとなり、次々に作品を創作する。

更に、出版の苦労を共にした編集者のノーマン・ウォーンと恋に落ちる。

このポターの身分違いのロマンスは。。。。

(
涙。。。涙。。。ハンカチは忘れずに)

と、童話作家のビアトリクス・ポターの波乱万丈の半生を描いた作品である。

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