自腹でエンタメ!

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2007年11月29日 (木)

「鳥獣戯画」に行ってきた!

「アラヨッ」とばかりに鼻をつまんで背面飛び込みの荒業をする兎。
川遊びに興じる兎。

方や、「お背中、痒いところありませんか?」、「お背中、流しましょうか?」、「あ~極楽じゃ、極楽じゃ」、そんな声が聞こえてきそうな鳥獣戯画。

中には自分の尻尾に火が着いているのに、笑って的当て遊びの仲間に興じているMな狐がいる。

兎、蛙、狐、猿が自然界と違って同じ大きさに描かれている。

兎と蛙の相撲など教科書でもおなじみの鳥獣戯画。

正式には国宝「鳥獣人物戯画絵巻」。

サントリー美術館の「鳥獣戯画がやってきた!」に行ってきた。






~開館記念特別展 鳥獣戯画がやってきた!―国宝『鳥獣人物戯画絵巻』の全貌~

京都・栂尾高山寺の「鳥獣戯画絵巻」が、甲・乙・丙・丁の全4巻からなる絵巻4巻からなっていることを初めて知った。

後年、高山寺の人々によって修復され、つなぎ直されたそうだ。

4巻そろってのお目見えで、「前期11/3~11/26」と「後期11/28~12/16」に分けての展示。

伝鳥羽僧正作といわれていたが、どうやら違うらしい。

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まずは、前期にお邪魔した。

会社帰りに寄ったが、場内はまるでクリスピー・クリーム・ドーナツ・ショップに並ぶ人の様に壁に沿って長蛇の列ができている。

縦は30cmほどだが、十数mにも及ぶ巻物ゆえに床と水平に展示しなければならないので、写真が壁に掲示されている。

空間の広がりで時間の経過を表しているが、実物で全貌を把握しにくいので写真にて把握せざるを得ない。

動物達を擬人化した甲巻は、マンガやアニメの元祖とも、元祖キャラクター文化とも言われている。

白描手法。

伸びやかで、巧みな筆致!!

手馴れているね。

墨一色で、躍動観あふれる動物達の姿がユーモラスに描かれている。

動物達のざわめきの音が聞こえてくるようだ。

甲・乙・丙・丁と、制作時期も作風も異なり、動物や遊びに興じる人間達の様が描かれている。

丁巻の坊主の絵などは、ラフ・スケッチのようだ。

Photo

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2007年11月27日 (火)

ジャック&ベティで、「風を聴く」

10/28の友人からのメール>
1123日(金)に映画「風を聴く」を観ませんか。台湾(九ふん)を舞台とするドキュメンタリーです。横浜黄金町のジャック&ベティで950分の回だけです。行ったことのない映画館ですが、ここでしかやっていません。」




11/23
朝に、横浜・黄金町の『シネマ・ジャック&ベティ』を目指す。


地図を片手に。

黄金町には一度も行ったことがないので、当然そこに『ジャック&ベティ』というキュートな名前の映画館があることも知らなかった。

更に、「風を聴く」という映画の存在も知らなかった。


京急・黄金町駅から徒歩5分なのに迷子になった。

地元っぽい家族連れの方に伺うと「えっ、そんなとこあったかな? あっ、アレだ!」

何のことは無い。

もう10mも進めば、そのビルがあった。

時間は9:10、まだ映画館の入り口らしき場所のシャッターは閉まったまま。

70代の女性2人の先客有り。

どうやら常連さんらしい。

「ここの映画館は空いてるから こんなに早く来なくてもいいんだけどね。この前なんて5人しかいなかったもの。でもほら、年寄りって早起きだからね。あらっ、この映画館は初めてなの? 潰れない様にまめに来てね」

原点回帰二本立て名画座(ジャック館)横浜での単館系ロードショー館(ベティ館)

結局、シャッターが開いたのは、9:35頃。

友人3人と共にチケット購入(一般1,500円、横浜市民は1,000円)&クッションGET!!

階段を上がって、2階チケット売り場の左手が「ベティ」、右手が「ジャック」。

「ベティ」会場はレトロで、シネコンに慣れた私らには椅子が固く、場内の傾斜が少ないので、前列に人が座るとスクリーンが見えにくい。

前列に人が座ったら、即移動!

あれっ、先客のマダム2人が移動している。

「風を聴く」ではなく、松田優作19回忌の2本立て「ヨコハマBJブルース」&「人間の証明」なんだ!

てっきり台湾映画の「風を聴く」だと思っていた。

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場内は、「おじいさま3人いつでも千円」のグループとか、台湾駐留経験があるんじゃないかしらと想像してしまうような高齢者が多かった。


さて、ドキュメンタリー映画「風を聴く」の舞台となっているのは、台湾の九份という土地だ。

千と千尋の神隠し」のモデルになった土地とも聴くが、この作品ではそのことには触れていなかった。

この場所に、金の鉱脈が発見されてから金鉱が作られる。

日本の植民地になったときの九份→ゴールド・ラッシュの九份→中国・国民党による九份→閉山→九份の自然美が再認識された九份を、 九份在住の方々へのインタビューと、一青 妙(歌手の一青 窈のお姉さまで、姉妹のお父様が金鉱のオーナーだった)のナレーションで綴る。

現在80歳、金鉱で働き、今尚、健在の老人、江氏が、達者な日本語で、九份のことを説明してくれる。 


古き良き時代の学校教育で日本語を習っているので、語り口は非常に達者な日本語、我々日本人よりよっぽど丁寧で語彙の多い日本語で九份の歴史を語ってくださる。

あまりに達者すぎ、日本人でもめったに使わない言葉を使っていることに、涙が零れた。

台湾が日本に占領され、辮髪などの風習を否定された歴史と、抑圧された民族に涙した。



現在は、その風光明媚さや過ごしやすい気候ゆえ、アーティスト達が集まっているそうだ。

「釘絵」やコールタールで描いた絵画などが紹介されるが、なかなか味のある作品だった。

金鉱労働者は、肺病に罹患しやすく、ほとんどの方が40歳まで生きられないそうだ。


そのため30代のうちから寡婦になる女性や、幼いうちから片親になって生活苦になる子供達も多かったようだ。

そんな子供時代を過ごした人が作曲した哀切伴うメロディーと共に、山々、街並みが映し出される。

九份の四季によってうつろう景色が実に美しい!! 

山紫水明、絶景である。

台湾のアーティスト達がこの九份を作品のテーマにする気持ちが良くわかる。

春と夏がお勧めらしいが、階段が多い街なので散策するにはそれなりのシューズで行かないと辛そうだな。



この映画では、占領時の日本のことを余り悪くは描いていない。


ある意味、良く出来たプロモーションビデオだ。

たぶん、「
千と千尋の神隠し」以降、日本人が訪れ、より一層の日本人の観光誘致を図るためにこの映画を制作したのではないかと穿ってしまった。

友人がこの作品のことを知ったのも、台湾観光で
九份行きのオプショナル・ツアーがあったためだ。

だが、前述したとおり、この美景は訪れてみたい!!

友人共々、満足!

「長江哀歌」で期待していた風景がほとんど見れなかった分の、良い穴埋めになった。



1900年代に2度ほど台湾観光をしたけど、そんなツアーは知らなかったな。

超貧乏な個人旅行だったからかしらん。






そうそう、この映画館では、上映作品のリクエストを募っているのには、驚いた。

地元密着型の映画館『ジャック&ベティ』。

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2007年11月26日 (月)

「SP」の岡田准一くん、かっこよすぎ!

岡田准一くん、かっこよすぎ!

日曜日の朝に、ご近所の公園のお掃除当番に出かけたときの話。

70歳はとうに超えたかと思われるお婆様に声をかけられた。

「ねえ、あなた。 
昨夜、“SP”ってご覧になったかしら? 
あっ、見たのね。

あの番組って面白いわね。
息子や孫と一緒になって、見たわ。

岡田くんて、あの番組に出るために肉体改造をしたんでしょ。
病院にテロリストが篭城したじゃない。

まさか、あんな方法で解決するなんて、思っても見なかったわ」

3世代、70過ぎの女性までとりこにしているドラマ「SP」





10月改編の連続ドラマで、一番成功しているのは、この「SP」かもしれない。

カメラワークも渋いし、脚本が金城一紀様ゆえ、第1回目から欠かさずチェックしている。

要人警護役、通称「SP」。

今回、ドラマ初主演の岡田准一くんは、一年も前からアクションシーンの多い役のために肉体強化したそうだ。

想像以上、意外なほどにハマッている。

いざというときは自らが盾となって要人を守るSP、五感が以上に発達した井上薫(岡田准一)にとって、まさに適職ともいえる。


しかし、テロに対しての脅威を軽視している国家組織ゆえ、組織の歯車のひとつである警護課第4係機動警護班≒SPの存在意義が軽視されている。

それゆえ、「組織 VS 組織」の軋轢もあり、またそれがこのドラマの面白さにもなっている。

東大卒なのにあえてノン・キャリアとして警護課第4係機動警護班係長・警部を務める尾形総一郎 ( 真一)が、暴走と見られかねない行動をする井上を擁護するところが実に良い。


4係って、警護課では新人クラスが配属される部署)


同僚で、七三分けの髪型の山本隆文 (松尾  )のキャラ設定もなかなかのものだ。

どこのオフィスにもいそうな、ちょっと近場の憎まれキャラ。

また、同じく同僚に、女性のSP、笹本絵里(真木よう子)がいるが、井上と笹本との恋愛話に持っていかないところも嬉しい。 

「恋人、欲しいな~~。合コンしたいな~」と叫びつつも、ハードなまま、このドラマが終って欲しい。




今までのゲストは、面白いキャスティングだった。

東京都知事には、アイドルだった大場久美子、

元総理には、元フジテレビ・アナウンサーの露木茂



この番組って、年内で終っちゃうのよね。

もったいない。



特殊な能力をもった井上薫≒岡田くんに、期待しよう!


主題歌は、V6の「way of life」。

エンドロールが次回の予告編だから、ちゃんと最後までチェック、チェック、ちぇ~~く!


★関東地区の世帯視聴率★

1話:11/314.5%

2話:11/1017.6%

3話:11/1715.2

4話:11/2415.7%。

優秀じゃん!!







★おまけ:「モップガール」の桃子はこれからどうなるのかな?

最終回は、

大友が大事にしている元恋人の遺品に、桃子が触れる。

桃子は、交通事故のあった13年前にタイム・リープする。

恋人を追って、駆けつける大友。

交通事故の寸前に、恋人より、いち早く桃子を救い出す大友。

桃子が(
美山加恋ちゃん)が、大友の婚約者に、

「大丈夫? 道路はちゃんと良く見て渡ろうね」って言われて終るとか・・・。





ハッピー・エンドにならないかしらん?

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2007年11月23日 (金)

金曜深夜は「モップガール」

『おしょくじけん』

TVのニュース番組を背中で聴きながら、

『議員さんて、お食事券をもらっただけで騒がれちゃうなんて、大変ですよね』

本当は、『議員の汚職事件』

アホの天然記念物、パー子といわれている桃子の勘違い!

長谷川桃子

21歳

東京都世田谷区祖師谷大蔵出身

長谷川ウィリアムズ記念総合病院のお嬢様(そうは見えない)

親族は、父と兄(ふたりとも医者)

一人暮らし

親友は、出版社の契約社員でお買い物大好きな大河内日奈(自称ギリギリ・ガール)

ムキムキの筋肉マンが好み

夢は、立派なウェディング・プランナーになること(だった)

「リトル・エンジェルス」特殊清掃課配属

葬儀会社のヒラ社員

特殊能力有り。

金曜深夜のお楽しみは、この長谷川桃子が主人公の「モップガール」。

モデル出身でお洒落でクールなイメージの北川景子が、そんな今までのイメージを覆してハチャメチャになって演じている「モップガール」。

このテレビ朝日系列・金曜ナイトドラマの深夜枠は、「特命係長・只野仁」や「時効警察」など話題になるドラマが多い。

●超かんたんなあらすじ●

立派なウェディング・プランナーになることを夢見ていた長谷川桃子は、結婚披露宴で、一生忘れられない思い出作りをしていた。

新郎新婦にとっては二度と思い出したくない思い出―桃子のチョンボによる惨憺たる披露宴を・・・。

例えば、花嫁手作りのウェディングケーキに、思いっきり顔を突っ込んでしまうドジ桃子。

度重なる失敗。

で、異動になった先が関連会社「リトル・エンジェルス」特殊清掃課≒葬儀会社のヒラ社員。

事件や事故の現場の清掃や、葬儀、遺品整理と人間の死に関するありとあらゆる仕事を請け負っている部署。

そんな特殊清掃課で働く桃子は、不慮の死で死んだ人の遺品に触れると、時をさかのぼってしまう特殊能力“タイム・リープ”に目覚める。

どうやらその能力は、桃子が過去に遭遇した事件にいわくがあるようだ。

過去に遡れることに戸惑いつつも、会社の先輩の大友将太郎 (谷原章介)の助けを借り、思いを残して死んだ人を助けるために奔走するうちに、生きることの意義を考え、桃子は成長していく。

女優の北川景子は、「モップガール」での長谷川桃子役がドラマ初主演。

北川景子といえば、ミスSEVENTEENからモデル・デビューし、ハリウッド映画「ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT」や「サウスバウンド」など数々の映画やCMで活躍し、明治大学商学部在籍の旬な女優。

まずは、なんといっても北川恵子が捨て身でコメディードラマに挑戦しているところが良い。

ドジで鈍臭さのある桃子。

職場の先輩の大友のケータイ電話帳には「ウザ桃」と登録されている。

方向音痴で、立ったまま寝ることが出来て、ラップも知らず、麻雀も知らず、スポーツ新聞のHな記事をこっそり読み、おんな痴漢に間違えられるわ、どうみても女にもてない横内警部補(マギー)にすら振られる桃子。

あのクールビューティー北川恵子が、両手で顔を挟んで潰す、ひょっとこの様に口を尖らす、大友にほっぺたを思いっきりつねられ顔を歪める。

美人が台無し!!

ヤマピーやマツジュンのファンの方にも是非見ていただきたい!

また、冒頭の「おしょくじけん」の様に勘違いをして、大友(谷原章介)達に思いっきり馬鹿にされるところも、ポイント。

最近では、「ジョン・レノン」を「ジャン・レノ」、「ローランサン」を「ローランさん」と聞き間違えた。

何をどう聞き間違えるかが、毎回のお楽しみ!

レギュラー陣も充実している。

お気に入りは、谷原章介演じる大友将太郎だ。

桃子のケータイで「外人まにあ」と表記されるほど、外人女性がお好み。

かつ語学が達者!!

一体、何カ国語を喋れるのだろうか?
外人女性を口説くために習得したのか!?

口説き文句だけ聞くとフェミニストの様だが、桃子の前ではスケベオヤジそのものである。

黙っていればスマートでカッコイイ大友が、「おんなの友情は“今度産む”みたいなもの」、

「おんなは可愛けりゃ何をやってもいい」等のセクハラ発言や毒舌やら、桃子に暴力は振るうわ、やりたい放題である。

(あっ、会社の経費精算用の領収書の偽造もしている!!)

だが、なんだかんだ言っても、桃子を助けている。

真摯な気持ちで死者の霊を弔う桃子に共感を覚えつつも、そんな気持ちを隠して素直になりきれない男を上手く演じている。

「エラいところに嫁いでしまった!」のちょっと頼りない夫役にもびっくりしたが、今回の役柄もなかなか似合っている。

谷原章介って、結構引き出しの多い役者なんだね。

テレビ朝日の局アナの堂真理子が、安田大サーカスのクロちゃんと牛丼の大食いを競って優勝したりと随所に遊びがあるし、毎回のゲストが意外なキャスティングなのも面白い。

過去を変えてしまうタイムパラドックスの問題やら、アメリカのドラマ「トゥルー・コーリング」との類似性を指摘されているなどの問題も抱えているが、コメディータッチの中にも、「生きることの意義」を考えさせられる番組・・・それが「モップ・ガール」。


何故、桃子が“タイム・リープ”できるようになったのか等、今後の展開が楽しみである。

★お気に入りの言葉★
「例え自分が倒れても、クイーンを守るのがナイト(騎士)の役目」

「死んだ女よりもっと哀れなのは、忘れられた女」


★関東地区の世帯視聴率★
①10/12→10.2% ②10/19→10.7% ③10/26→11.8% 
④11/2→9.7% ⑤11/9→9.8% ⑥11/16→10.6%

OH!! 

視聴率が回復!! 

アップしているぞ!

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2007年11月19日 (月)

「バイオハザードⅢ」やっぱりオンナはタフだ

2002年“BIOHAZARD”で汚染され、

2004年“BIOHAZARD Ⅱ APOCALYPSE”で破壊され、

2007年“BIOHAZARD Ⅲ”で絶滅する。

とチラシに書いてあった。

本当か!?

Ⅰ→Ⅱときたら、Ⅲを見なきゃ!

“BIOHAZARD Ⅲ”

「バイオハザードⅢ」

久々に若い男の子に囲まれて、映画鑑賞をした。

(ちょいネタばれあり)

Photo_2

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2007年11月16日 (金)

必見!「題名のない子守唄」

Daimei

イタリアの巨匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督の、実に6年振りの新作「題名のない子守唄」。

まだ2回しか観ていない。



「ニュー・シネマ・パラダイス」や「海の上のピアニスト」などのトルナトーレ監督の新作は、イタリアの難民問題や売春、更にその背後に潜む乳幼児売買などの社会問題を背景にした作品だ。


ミステリアスで衝撃的な展開で、叙情的な「ニュー・シネマ・パラダイス」とは対極的な作品。

忌まわしい過去を持つ女を主人公に据えて、失われた母性を取り戻そうとあがく女性の秘めたる母性愛をテーマにしている。

北イタリアのトリエステにやって来たイレーナは、策を労して金細工の工房の忠実なメイドとなる。家族の隙を狙い、家の中で何かを探すイレーナ。

主人夫婦の一人娘のテアは、当初イレーナに敵意を持っていた。

やがてイレーナは、テアの心も掴み、我が子の様に慈しむ。

だがある日、アパートの部屋が荒らされたり、クリスマスの夜にサンタクロースに扮した男達に暴行される。

イレーナの忌まわしい過去が彼女に忍び寄り、徐々に明らかになっていく。

仮面をつけた裸の女達が性の奴隷としての品定をされるおぞましくも官悩的なオープニングシーンで衝撃を受ける。

とにかくスクリーンから目を離せない。

息を詰めて見据える緊張感。

衝撃的シーンの数々。

ヒロインの目的は何か?

あの植木鉢に何を託していたのか?

子供に夢を運ぶはずのサンタクロースに暴行させるという悪意の塊。。。エレーナはどんな過去を秘めているのか?

性の奴隷―産む機械―生き地獄の様な過去のおぞましく変態的な凌辱の数々や、恋人との愛情溢れるシーンがフラッシュバックで挿入され、謎が解き明かされる巧みな構成。

今回も、エンニオ・モリコーネの音楽に心揺さぶられる。

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2007年11月15日 (木)

「世界糖尿病デー」ブルーにライトアップされた東京タワー

あ~~、すごい!!

きれ~い♡♡♡

窓際うるさいっ

何をわめいているのだ。

ウォー、すごいぞ。


すてきね~

ちょっと、何なの!!

~11月14日水曜日、時間は18時過ぎの残業時間~


Photo

あっら~、

窓からブルーにライトアップされた東京タワーが。。。

しばし、残業の手を休めて一同魅入る。

いや~~ん、写真撮りたいっ、と一斉に「ケータイ」でカシャッ。

Photo_2

ねえねえ、今日は何のイベントなの?

世界糖尿病デーだよ。

東京タワーのホームページをチェック!

本当だ。

「世界糖尿病デー」


東京タワ-だけでなく、鎌倉大仏や通天閣、岐阜城、松江城などの名所がブルーにライトアップされたらしい。

更に世界各地でもライトアップされたそうだ。

ナイアガラの滝のブルーライトアップは圧巻だろうな。

エジプトのピラミッドもブルーにライトアップされたのかな?

毎度の事ながら、残業でささくれた心を癒すのは東京タワーのライトアップ
(と、差し入れのお菓子!)

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クリスマスのライトアップは残業族の心を萎えさせるけどね。

(クリスマスでも残業、クリスマスだからこそ残業・・・の予定)

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2007年11月14日 (水)

「ヴィーナス」もいいぞ!!

“To be or not to be”

名優ピーター・オトゥールのこのセリフ、この一言を聞くだけでもこの映画の価値はある。

ピーター・オトゥールが老いの悲哀、孤独、生への執着を演じる「ヴィーナス」。

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70過ぎの俳優モーリス(ピーター・オトゥール)は、若かりし頃はかなり有名だったが、老齢になって専ら演じるのはセリフの無い役や死体役。

俳優仲間で親友のイアン(レスリー・フィリップス)の元に身を寄せたイアンの姪の娘ジェシー(ジョディ・ウィッテカー)に心ときめくモーリス。

シリアルをむさぼり食い、ビールをガンガンとラッパ飲みをし、まともな挨拶も出来ない不作法な若いだけの女ジェシーに性(生か?)のざわめき、輝きを感じる。

(ジェシーは、英国人の癖にレモンティーにミルクを入れる非常識さなのだ!!)

貪欲に飲み食いするだけのモデル志望の若い娘を、モーリスは“ヴィーナス”と名付け称賛する。

ありとあらゆる手段を講じて、“ヴィーナス”に気に入られようとする。

彼女に絵のモデルを紹介したり(こっそり裸を覗こうとするスケベさは健在!)、無理やりセリフのある仕事をして彼女に貢いだり。。。

“ヴィーナス”の肌の匂いを嗅ぐことで、生の煌き、若さを取り戻すことができるかの如く。

“ヴィーナス”=姪の娘でもあるゆえに彼女を巡って、親友のイアンとも仲違いをするはめにもなってしまう。

デートをすっぽかされても、じっと待ち続けるモーリス。

きっと若い頃には、こんな屈辱は経験はしなかっただろう。

結局別れた妻ヴァレリー(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)に癒してもらう。

実に切ない。

恋人と共に、モーリスをかもにする“ヴィーナス”。
老人の恋心を弄び、いいようにあやつり貪る残酷な若者達。

失われた生の輝き、老いるって哀しい。

誰もが迎える老境だが、その時を迎えるまで分らない切なさ。

だけど、この映画の登場人物モーリスは、そんな老境にも生きがいを模索している。

彼の場合は、“ヴィーナス”への恋心。

ロイヤル・コート劇場やナショナルギャラリー、ロンドン橋などの重厚なロンドンの街並みを背景に描き出される大人のための作品。

教会で親友イアンとダンスを踊るシーンは、余命をいとおしむようでもあり、二人とも実に魅力的だ。

たとえ前立線の手術をしようとも生涯現役を貫いたモーリスの生き様って、なかなか真似ることは難しい。

スケベだけど、実に可愛らしい、愛すべき人!




大好きな海で死ねたのは、本望じゃないかな。


それも愛した女と一緒だから。

それにしても、元妻のヴァレリー、最後まで大人の女ですのう。

モーリスが好き勝手できるのもヴァレリーのような存在があってこそ。

元妻役のヴァネッサ・レッドグレーヴが、存在感のある演技を見せてくれる。




“ヴィーナス”ジェシー役のジョディ・ウィッテカーは映画初出演。

『ハリー・ポッター』シリーズで見覚えのあるレスリー・フィリップスやリチャード・グリフィスや方たちがモーリスの友人役で登場しているのも一興。



ピーター・オトゥールは、8度のアカデミー主演男優賞にノミネートされている。

作品中の新聞に掲載されている若かりし頃の写真は、ピーター・オトゥール自身のもの。

今時稀有な美男子。

場内は、白髪の熟年男性が多かったな。

上映時間も 95分と短いので熟年以上でも楽!

でも、ギュッと美味しさが濃縮された映画よ。



コリーヌ・ベイリー・レイの “Like a Star”など、音楽だけでも十分楽しめるのも嬉しい。

監督:ロジャー・ミッシェル
脚本:ハニフ・クレイシ
出演:ピーター・オトゥール、レスリー・フィリップス 、ジョディ・ウィッテカー、リチャード・グリフィス 、ヴァネッサ・レッドグレーヴ

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2007年11月 9日 (金)

「パンズ・ラビリンス」大人のための怖い童話

「パンズ・ラビリンス」

残酷な現実とファンタジーの世界が交差する大人の為の怖い童話だ。

1944年のスペインを舞台にしている。

この時代はフランコ将軍に支配されている軍事政権下であるが、内戦終結後もゲリラとの戦いに明け暮れていた。

子供から大人なる一歩手前の無垢なる美しさを持つ主人公のオフェリア(イバナ・バケロ)は身重の母(アリアドナ・ヒル)と一緒に、義理の父・フランコ軍のビダル大尉(セルジ・ロペス)のいる山岳の駐屯地へ向かう。

ビダル大尉との初対面でオフェリアは物の数に入っていない事を知らされる。
(スペイン語を分る人は、ビダル大尉の挨拶を良く聞いてね)

無視同然の扱いを受けた初対面はこれからの生活を暗示している。

ビダル大尉にとって大切なのは息子だけだ。

胎児の性別も判別していないのに、なぜか頑なに息子であると信じている。


悪魔の様なビダル大尉、ファシズムを具現化した残虐なビダル大尉との恐怖に包まれた新生活が始まった。

亡くなった父が恋しいオフェリアの慰めは、ナナフシが誘う牧神パン(ダグ・ジョーンズ)の迷宮ラビリンス。

オフェリアは、かっては魔法の王国のプリンセス・モアナ姫だったが、記憶を失ったとパンに告げられる。

牧神パンから、満月までに三つの試練に耐えれば魔法の王国のプリンセスに戻れると言われてそれに希望を託す。


悪夢を克服しなければならない。

泥と粘膜で汚れようとも、不気味な怪獣達を克服しなければならない。

もう子供ではないと母親には諭され、ファンタジーと現実世界の狭間で、人生は残酷なものだとオフェリアは肌で感じる。

オフェリアは3つの試練をクリヤーできるだろうか?

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2007年11月 8日 (木)

大統領暗殺

映画「大統領暗殺」

原題は、「Death of a President」

2007年10月19日、アメリカ中部時間20時13分、大統領暗殺。
(日本との時差は、15時間)

アメリカ合衆国第43代大統領ジョージ・W・ブッシュの暗殺、現職の大統領が暗殺されるという衝撃的な内容ゆえに、日本で公開される時も 邦題「ブッシュ暗殺」が映画倫理委員会で審査不能とされて、「大統領暗殺」に変更された。

ケネディ大統領暗殺の陰謀ジェイムズ・エルロイの「アメリカン、デス・トリップ」を読破したばかりだった。

暗殺というと、ゴルゴ13の様な狙撃の最大距離2kmという超A級のスナイパーを思い浮かべてしまうが、この映画には、そのような人は登場しない。

ごく普通のアメリカの国民が登場する。

この映画は、関係者インタビュー、“BREAKING NEWS“―TV画面を通してのマスコミ報道などがドキュメンタリー・タッチで、スクリーンから我々に問いかける。

もし、アメリカの大統領が暗殺されたら、世界はどのようになるのかと。。。

なぜブッシュ大統領は暗殺されたのか?

犯人は、アルカイダの一味なのか?

2001年9月11日米同時多発テロ事件以降に、アメリカはどう変わったのか?

自由の国アメリカなのに、テロ行為を予防&防止するための「愛国者法」(Patriot Act)と呼ばれる法律が出来て、国家が一般市民に対し電話の盗聴、電子メールの傍受等をできるようになった。

モスリムというだけで母国へ強制送還される人や、言わなき中傷を受けた人も居ると聞く。

この映画の容疑者もイスラム教徒であり、アルカイダとの接触を疑われた。

9.11事件以降のアメリカ人には、飛行機に乗るのを避ける人が増えたようだ。

アメリカ人というだけで、狙われる時代になってしまった。

海外に駐在しているアメリカ企業や居住区への攻撃も多く見られるゆえに、イスラム圏への赴任を拒否する人々が増えている。

この作品のある登場人物の言葉が印象的だった。

「引き金を引く前に、考えよう。 どうなるか?」

「大統領暗殺」は各国で物議をかもしながらも、2006年のトロント国際映画祭で国際批評家賞を受賞している。

監督・脚本・製作:ガブリエル・レンジ。

★実際には、大統領を警護する狙撃兵が極限標的の全てを警戒して、テロリスト狙撃者を未然の内に排除しているのでしょうね。

とはいえ、「大統領暗殺」・・・対岸の他人事では無いのだろうな。。。

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2007年11月 5日 (月)

エキソバの蕎麦じゃ

エキナカ、エキチカ、エキソバ、今日はエキナカの蕎麦の話。

「週刊JIDAI」のグルメとエロ担当こぶたんに穴場の蕎麦屋を教えてもらおうかしらん。

美容師さん曰く「結構ゴルフ場の蕎麦ってイケるのよ」って、
月末超繁忙期に会社を休んでゴルフ場へは行かれない。


だからエキナカ。





エンタメ・ポチの取引先に、年の頃40ちょいのスポーティゴージャス&セクシーな部長がいる。

見た目と違い豪放磊落、チョイ悪オヤジも逃げ出す程だ。

「ねぇ、蕎麦でも食べない?もう一時過ぎよ」と誘われ行き着いたのは東京駅。

って、新幹線ですかい?((((^_^;)

水の美味しい三島の蕎麦屋か、京都の鰊蕎麦、越後のへぎ蕎麦、受け狙いの立ち食い蕎麦か?

もしかして、部長の好物のイケメンか!?

と、思ったら東京駅の改札に入らず北口へ。


Photo_4
「ここよ、星一徹蕎麦~♪~♪重い昆布俵~♪」

と誘われたのは、

「キッチンストリート」の「たけがみ一徹そば」


ありゃ、それってリーグ優勝逃がしたチームの☆ですか!


会社帰りに誘われる「かつ玄」の近所じゃん!!






ラッキー、蕎麦ジャン!!


「たけがみ一徹そば」のメニューを見てビックリ!


写真付きなのだが、見たことがない蕎麦がある。


「わたしは、これにするわ」と部長。




お鮨盛りとせいろそば」や「まぐろの炙り丼とせいろそば」などもある。

ボリュームたっぷり。

でも、隣の席の女性客も美味しそうに「お鮨盛りとせいろそば」を食べているぞ。

限定品が大好きなエンタメ・ポチは、十割蕎麦にしようかな。

それとも、サックリとせいろ蕎麦にするか。

「ホホホ、何を甘いことを言っているの。

覚悟を決めて私と同じ物にしなさいな。

人生何事も体験しなきゃ!!」と部長。

で、挑戦したのがコレ!

「和風ぴり辛豆乳たんたんそば」、お値段は1,050円。

写真を見ても【?】でしょ。


Photo_3 

生野菜と挽き肉と麺を脇を固めて混ぜ混ぜシェイクするのが正しい食べ方。

シェイク、シェイク、しぇいく~。

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