★得意先の取締役のお言葉★
常日頃、
何年にも渡り、
カイシャを舞台にした社会諷刺茶番劇を見てきたはずなのに、
まだ芝居を観に行くとは、
懲りない奴だな。
ふ~ん、その芝居の主役級の癖に、
暇人の私が羨ましいのね。
10月改編連続ドラマで私がイチオシの「SP」で、
テロリストのポールを演じたチョウソンハ君が出演する
マンションマンション第3回公演
『人間フィルハーモニー』@下北沢 駅前劇場へ、意を決して行きましたぞ。
下北沢は太平洋岸から遠いのだ。
府中の友人が、【痴漢電車】と称していた井の頭線に乗って下北沢まで遠征をした。
この駅前劇場は初めて。
チケットは前売指定席3,000円。
舞台の前2列が、床に座布団を敷いた自由席。
その後ろから椅子付の指定席。
舞台かぶりつきの自由席にすればよかった。
ちょっと悔しい。
そこの疲れたサラリーマンよ、『人間フィルハーモニー』で笑おう。
疲れも、ストレスも吹っ飛ぶぞ。
(あっ、麻子は奥様を思い出しちゃうかな?)
この作品『人間フィルハーモニー』は、
結婚を控えた男のマリッジブルーと、
そんな男を追い続ける女の怒涛の愛と、
二人を取り巻く人々の愛の物語。
「鴨志田く~~ん」≒「愛しているよ」
何のことか、わからないよね?
中学生の委員長(横畠愛希子←眼鏡を外すと美人だろうね)の鴨志田くん(富岡晃一郎)への愛の示し方。
「愛」という在り来たりの言葉では、鴨志田に対する想いの丈は表せないと考える委員長。
だから「鴨志田」という言葉≒「委員長の鴨志田に対する深海のように深い愛」(このネタを、いつかどこかで使ってやろう)
この委員長と「鴨志田の二人の組み合わせを、なんとなく気に入ってしまった。
チョウソンハ君は、マリッジブルーになる主人公の高田。
緊張をすると睡魔に襲われるという特性を持つ。
だから、よく寝る。
演技だけど、とにかく寝る。
そんな高田の婚約者が、葉子(高木 珠里)。
この高田と葉子を取り巻く連中も面白かった。
女優陣は、マカやバイアグラが治療に役立つ男性の機能不全の用語やら、その部位の用語やらを連発するシーンもあるが、「大根」や「人参」の如くに当たり前のように発しているので卑猥さは無い。
また出演者が限られているので、様々な役を割り振られている。だから衣装はセーラー服でも取材記者に変身したりするのも、笑えた。
だが、何よりも葉子(高木 珠里)の捨て身の演技&抜群の動体視力が無ければ面白さは半減してしまっただろう。
高田の家族との親族会議が、
殺陣のシーンになったと思ったら、
どこかで見たようなシーン。
いつの間にやら座頭市の仕込み杖殺法の葉子。
(ぎゃははは~~)。
葉子を一生愛し続けたいために、
葉子の代わりを探すことを理由に逃避行をするチョウソンハの高田と、
そんな高田を探す葉子が井の頭線沿線を巡っていくのだが、
千歳烏山とかボロクソに言われていたぞ。
ここでも、爆笑!
チョウソンハ君は井の頭線の電車に馬乗りだもの。
ここでも、大爆笑!
ラストは、SFチックで壮大。
高田と葉子の大奮闘で拍手喝采!!
すっきりしたぞ~。
TVとはまた違う舞台でのチョウソンハ君の、
躍動感(時々)に満ちた魅力あふれる演技、
今回のようなコミカルさは、
疲れきった現代人には堪らぬ清涼剤だ。
★自由席ならば、中央の円柱を囲んで座るのがお薦め。
ちょっぴりだけど、葉子と一体化できるからね!
でも、その席を選ぶのは自己責任が伴うのよ!
●脚本・演出: 福原充則 (ピチチ5)
★ キャスト★
高田:チョウソンハ(ひょっとこ乱舞)
葉子:高木珠里(劇団宝船)
作家・伊丹:嶋村太一(親族代表)
その妻・麻子:根上彩
中学生の鴨志田:富岡晃一郎
委員長:横畠愛希子
秀才クラスメイト:小森理
編集長:三浦竜一
編集部員・岸本:菊地明香
★公演期間は、12月26日(水)まで。