自腹でエンタメ!

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2007年12月31日 (月)

2007年最もクールな男は、マット・ディモン

ギャラ1ドル当たりの見込み収益29ドル、
米ピープル(People)誌が選ぶ今年の「最もセクシーな男性」、
米雑誌「オートグラフ」が選ぶ最も良い態度でサインしてくれる有名人第2位といえば、

アメリカの俳優マット・デイモン(Matt Damon37歳だ。

アル・パチーノが登場した「オーシャンズ13」では、超強力なフェロモンで観客に爆笑の渦を起こし、

ロバート・デニーロ監督作品「グッド・シェパード」で、「嘘をつくな、誰も信じるな」といわれる寡黙なCIA部員を見事に演じ、

「ボーン・アルティメイタム」では、タンジールでの見事なノンストップ・アクション・シーンで無我夢中にさせたマット・ディモン。

特に、水中で始まり水中で終わった「ボーン」シリーズ最高傑作といわれる第3作目の「ボーン・アルティメイタム」は、マット・ディモン無くしては、描ききることができなかったであろう。

内面に憂いを湛えたCIAの元暗殺者の葛藤を見事に演じていた。

「なぜ俺を殺さなかった?」というCIA暗殺部員の問いかけに、

「なぜ、俺を殺そうとするんだ? 人間とはいえない」と、逆に問いかけるボーンの言葉は、マット・ディモンが演じるがゆえに言葉に深みが加わった。

2007年を代表する俳優の1人として、マット・ディモンを筆頭に挙げたい。

2007年最もクールな男は、マット・デイモン!!

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2007年12月25日 (火)

クリスマスは映画「マリア」でデートする?

『悔い改めよ』

銀座で、聖書の言葉が書いてあるこんなプラカードを何枚見たことか。
さすがクリスマスシーズンですな。

皆の者、悔い改めることに、思い当たるかな?

クリスマスにぴったりの映画といえばイエス・キリストの降臨。
イエス・キリストの聖母マリアの物語「マリア」。

処女なのに
「神の子を身ごもった」という聖母マリアに焦点をあてた作品は少ないそうだ。

内容は、聖書の復習、お約束通りの展開。

ヨセフの故郷ベツレヘムへ、マリア(ケイシャ・キャッスル=ヒューズ)とヨセフ(オスカー・アイザック)が2人で200kmにも及ぶ荒涼とした砂漠地帯を旅する過程で、夫婦の絆が徐々に深まっていくところが実に感動的だ。

ベツレヘムは、現在のパレスチナ自治区ヨルダン川西岸。

イエス・キリストが、馬小屋で誕生したのはベツレヘムの宿屋が満室だったためだ。


馬小屋でのキリストの降臨シーンは実に神々しい。

主人公マリア役のケイシャ・キャッスル=ヒューズ は、「クジラの島の少女」で史上最年少のオスカー候補となった。真摯な表情が胸を打つ。



今年のクリスマスのミサで、ローマ法王は、
「人は自分自身の物事のためにすべての空間や時間を強く求め、他の人には何も残されない」と指摘。利己主義を抑制し、貧困など苦境にあえぐ他者を思いやる気持ちの大切さを説き、クリスマスの商業主義を嘆かわしく思うと訴えたそうだ。


ところで、
日本の昔話には、竹や桃など植物から人間が誕生する話「かぐや姫」や「桃太郎」があるが、「マリア」のように処女懐胎の類の話ってあるのだろうか?

●監督・制作、総指揮:キャサリン・ハードウィック

●キャスト:ケイシャ・キャッスル=ヒューズ 、オスカー・アイザック 、ショーレ・アグダシュール、キアラン・ハインズ 、ヒアム・アッバス etc




★オマケ:ブリトニー・スピアーズが
Sweet Baby Jesus」で、聖母マリア役をオファーされたそうだよ。

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2007年12月23日 (日)

チョンソンハ君「人間フィルハーモニー」の舞台でも活躍!

★得意先の取締役のお言葉★

常日頃、

何年にも渡り、

カイシャを舞台にした社会諷刺茶番劇を見てきたはずなのに、

まだ芝居を観に行くとは、

懲りない奴だな。

ふ~ん、その芝居の主役級の癖に、
暇人の私が羨ましいのね。

10月改編連続ドラマで私がイチオシの「SP」で、
テロリストのポールを演じたチョウソンハ君が出演する

マンションマンション第3回公演
『人間フィルハーモニー』@下北沢 駅前劇場へ、意を決して行きましたぞ。

下北沢は太平洋岸から遠いのだ。

府中の友人が、【痴漢電車】と称していた井の頭線に乗って下北沢まで遠征をした。

この駅前劇場は初めて。

チケットは前売指定席3,000円。

舞台の前2列が、床に座布団を敷いた自由席。
その後ろから椅子付の指定席。
舞台かぶりつきの自由席にすればよかった。
ちょっと悔しい。

そこの疲れたサラリーマンよ、『人間フィルハーモニー』で笑おう。
疲れも、ストレスも吹っ飛ぶぞ。
(あっ、麻子は奥様を思い出しちゃうかな?)

この作品『人間フィルハーモニー』は、
結婚を控えた男のマリッジブルーと、
そんな男を追い続ける女の怒涛の愛と、
二人を取り巻く人々の愛の物語。

「鴨志田く~~ん」≒「愛しているよ」

何のことか、わからないよね?

中学生の委員長(横畠愛希子←眼鏡を外すと美人だろうね)の鴨志田くん(富岡晃一郎)への愛の示し方。

「愛」という在り来たりの言葉では、鴨志田に対する想いの丈は表せないと考える委員長。

だから「鴨志田」という言葉≒「委員長の鴨志田に対する深海のように深い愛」(このネタを、いつかどこかで使ってやろう)

この委員長と「鴨志田の二人の組み合わせを、なんとなく気に入ってしまった。

チョウソンハ君は、マリッジブルーになる主人公の高田。
緊張をすると睡魔に襲われるという特性を持つ。
だから、よく寝る。
演技だけど、とにかく寝る。

そんな高田の婚約者が、葉子(高木 珠里)。

この高田と葉子を取り巻く連中も面白かった。

女優陣は、マカやバイアグラが治療に役立つ男性の機能不全の用語やら、その部位の用語やらを連発するシーンもあるが、「大根」や「人参」の如くに当たり前のように発しているので卑猥さは無い。

また出演者が限られているので、様々な役を割り振られている。だから衣装はセーラー服でも取材記者に変身したりするのも、笑えた。

だが、何よりも葉子(高木 珠里)の捨て身の演技&抜群の動体視力が無ければ面白さは半減してしまっただろう。

高田の家族との親族会議が、

殺陣のシーンになったと思ったら、

どこかで見たようなシーン。

いつの間にやら座頭市の仕込み杖殺法の葉子。

(ぎゃははは~~)。

葉子を一生愛し続けたいために、
葉子の代わりを探すことを理由に逃避行をするチョウソンハの高田と、
そんな高田を探す葉子が井の頭線沿線を巡っていくのだが、
千歳烏山とかボロクソに言われていたぞ。

ここでも、爆笑!

チョウソンハ君は井の頭線の電車に馬乗りだもの。

ここでも、大爆笑!

ラストは、SFチックで壮大。

高田と葉子の大奮闘で拍手喝采!! 

すっきりしたぞ~。

TVとはまた違う舞台でのチョウソンハ君の、
躍動感(時々)に満ちた魅力あふれる演技、
今回のようなコミカルさは、
疲れきった現代人には堪らぬ清涼剤だ。

★自由席ならば、中央の円柱を囲んで座るのがお薦め。

ちょっぴりだけど、葉子と一体化できるからね!

でも、その席を選ぶのは自己責任が伴うのよ!

●脚本・演出: 福原充則 (ピチチ5)

★ キャスト★

高田:チョウソンハ(ひょっとこ乱舞)
葉子:高木珠里(劇団宝船)
作家・伊丹:嶋村太一(親族代表)
その妻・麻子:根上彩
中学生の鴨志田:富岡晃一郎
委員長:横畠愛希子
秀才クラスメイト:小森理
編集長:三浦竜一
編集部員・岸本:菊地明香

★公演期間は、12月26日(水)まで。

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2007年12月22日 (土)

「サーフズ・アップ」で、UP!

ワォー!鵠沼だ!

って、そんな事を喜んでいるとは、ガキね~。って私の事じゃん。

映画「サーフズ・アップ」観てきたぞ。




子連れ妻達から
「小栗 旬様の声を聞くだけでも極楽、極楽♡のサーフズ・アップ♡」
っていう類のメールがワンサカ届いて、面白くなかったのよ。


小栗旬様ファンの小学生の娘をダシにして小栗旬様の声を堪能してずるい!

今まさに旬のオトコ、小栗 旬様24歳がコディの日本語吹き替え役、つまり声優なのだ。

「花より男子2」、「イケメン・パラダイス」、そして蜷川幸雄の「カリギュラ」、映画「クローズZERO」そして「サーフズ・アップ!」と、超売れっ子の小栗 旬様には、勿論私もぞっこん





日比谷スカラ座で、なぜか字幕で鑑賞。

(短編CGアニメ『チャブチャブズのクリスマス・プレゼント』特別同時上映)


子連れ妻達よ。


君達は間違っている!


英語でも めちゃくちゃ面白いじゃん!

こどもだけには、もったいない。

ペンギンフェチにはたまらない映画ね。


ペンギンが本当に演技しているみたい。毛が緻密に描かれていて毛艶まで気になった。


ドキュメンタリータッチで、サーファーの世界チャンピオンを目指しているコディへのインタビューから始まり、サーフィンの歴史を紐解くのだが、エジプト文字にボードを担いだペンギンの絵や、モノクロのフィルム等が実にお洒落!


ライディングも鮮やかなイワトビペンギンのコディ。
サーファーの聖地ペングー・アイランドでサーフィン・バトルに挑戦する。

ペンギンのコディは、ケリー・スレーターのサーフィン・スタイル、元チャンピオンのビッグZは、グレッグ・ノールの優雅なサーフィン・スタイルと凝っているので、友人のサーファーは、「すげえじゃん」と呟いていた。

タンクとのサーフィン・バトルのシーンの波と水しぶきは、
パーティクル(微粒子)という最先端CGだ。迫力あるよ。
ビッグウェーブやチューブもカッコいい。



長門裕之そっくりのペンギンのビッグZの姿が妙に親近感を増す。

ビッグZもコディも挫折を体験して、それを克服していこうとする様が描かれているし、サーフボードは自作すべきというビッグZの信条もいいね。

サーフボードの材料となる木を削るときのかんな屑まで本物そのもので手抜き無し。


最先端CGの威力が、まさにこの「サーフズ・アップ」にあり!!

人食い(!?)ペンギンの羽のペインティング(刺青)やら子洒落ている。

キッズのアーノルドとケイト、タンクの3人(羽)組も、登場するとほっとする。個性的で科白も面白いし、何よりもコロコロしていて可愛いので3羽抱えてぎゅっと抱きしめたくなる。おとなしそうなスマッジがイチバン賢そう。

サーフボードにコディのライバル、現チャンピオンのタンクの卵を載せているタンクママの写真で一人爆笑。

プロモーターのラッコのレジーや撮影クルーを茶化すところで微苦笑。

ビッグZの秘密の砂浜って、何処かで見たよ。何処だっけ?


ニワトリのChicken Joeのお父様のなれの果てにも爆笑!!

フライド●●のビッグサイズだもの。


ロブ・マチャドやケリー・スレイターなどのプロ・サーファーが、大会のコメンテーターとして登場したので、友人が喜んでいた。

サーフィン大会の勝者に◎◎がなったのは、ジョークなのかしら?

Chickenって、弱虫ってことだものね。

エンドロールに登場するペンギンのイラストのタッチも大人向き!

レゲエ・サウンドも心地良い。まさにサーフィン・ミュージック!


このアニメは大人の鑑賞に十分堪える。
そこのお父さん、観ないと損するぞ。

23日は、有馬記念
(馬番①-⑦、⑦-⑧、⑦-⑫←妥当すぎてつまらないかな?)

24日は家族みんなで「サーフズ・アップ」!!


ところでビッグZが「知っているなら、一緒に歌おう」っていうところで横須賀や六本木では観客が歌った?


日比谷ではシーンとしてたのは、残念だよ。




あっ、私は、
“鵠沼海岸で、大きな亀の甲羅にまたがって遊んでいたところを拾った”といたずらをするたびに、母からそう聞かされて育ったのだ。
だから、鵠沼海岸が「サーフズ・アップ!」で日本のサーファーの聖地の如くに紹介されるとわが事のように嬉しいね。




人生、いまだパドリング。


時々、溺れる。




でも、ビッグ・ウェーブを待ちつつ、

SURF'S UP!




そんな私の今夜の夕食は、これ!

つい、手が伸びてしまった。

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何だ??




裏返すと?
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開けると、

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おっ、サーフボード形豆腐か!!



甘くて美味しかった。

醤油なしで食べると、大豆の甘みと味が良く分かるよ。

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2007年12月21日 (金)

帝劇で「モーツァルト!」

久々の帝国劇場。

演劇ファンの未亡人から誘われたウィーン発信のミュージカル「モーツァルト!」。

私のお気に入りの山口祐一郎様も出演しておられる。

この「モーツァルト!」は実にリピーターが多い。
耳ダンボにしていたら、今年だけで な、なんと4回も5回も鑑賞しているツワモノのマダム達が結構いる。こんなに熱心なツワモノに包囲されていると、全身がコチコチに固まってしまうぞ。

歌舞伎と客層がまったく違い20代の若い女性が目立つ。

女性客が圧倒的に多く客席の9割を占めているので、場内が実に華やいでいる。

さて、このミュージカル「モーツァルト!」は、2002年の初演から、2005年、そして2007年と再演している。

主役のモーツァルトは、初演以来ずっと井上芳雄、中川晃教のWキャストだが、今夜は井上芳雄君。やはり、若さだね。躍動感に溢れ、声量もあるし、何より身長が高く、手足が長いので舞台栄えをするし、鑑賞してて気持ちがいい。


レオポルトの市村正親パパが何となく元気が無いのよね。
これって、「レオポルト・市村正親パパ」→「ヴォルフガング・井上 芳雄君」への新旧交代を表現しているわけじゃないわよね? どうしたのだ?

あれっ?  ヴァルトシュテッテン男爵夫人(涼風 真世様)は、第1幕ではホンの一瞬、音程がずれたかな? 「モーツァルト!」初参加の緊張? まさか? 聞き間違いよね? 

(・・・・と、思いつつも終演後、友人と曲を口ずさんでしまった)
2幕での、レンブラントの絵画の様に美しく浮かび上がる涼風 真世様の風格に、ただただひたすら感服。

ナンネールの高橋由美子さん、ミュージカルでお目にかかるのは初めてだが、心にスゥーと浸透するような透明感のある歌声で、耳触りが実に良い。声質が私好みで意外と巧かった。 「レオポルト・市村正親パパ」とのバランスも良し! 今夜の一番の収穫かもしれない。

セシリア・ウェーバーの阿知波 悟美様、アルコ伯爵の武岡 淳一様、エマヌエル・シカネーダーの吉野 圭吾様などのベテラン陣が登場すると、場が締まってくる。阿知波 悟美様は舞台で拝見した方がお美しいと友人の談。

さて、今回がミュージカル初出演のhiroは、モーツァルトの妻のコンスタンツェという重要な役どころだ。ヴォルフガング・モーツァルトの井上 芳雄くんとの絡みはhiroにとっては、異種格闘競技。


hiro
の属しているJ-POPとミュージカルの世界はまるっきり異なるが、ミュージカルという観点からみると、ちょっと物足りない。セリフの声がかすれていることがあった。ベテラン陣に混じっての演技ゆえどうしても比較してしまう。
最も第2幕のソロでは、お得意の高音を響かせた素晴らしい歌唱だった。
オペラですら、ドイツとイタリアでは発声法が異なる。
hiro
も「ミュージカルでのhiro」を築きあげて欲しい。期待しちゃうぞ!

ヴォルフガング・モーツアルトの幼少の姿をして、モーツアルトのそばにいつも寄り添っているのは、『才能の化身でありモーツァルトの影=アマデ』ってことだよね?
私のときのキャスティングは、キュートな野本ほたるちゃん

第1幕のラストでのフルキャスト陣でのコーラスが好き!
2幕では「魔王」の夜の女王の登場シーンもあるので、一粒で二度美味しいグリコのようなミュージカル。



脚本・歌詞は、ミヒャエル・クンツェ。
音楽は、リヴェスター・リーヴァイの超強力なタッグ!!
井上くんの現代風のファッションも様になっているし、脇役陣の女性達のドレスもゴージャスなのでちょっと着てみたくなる。特に、オランダ調(かしら?)の白い帽子が気に入った。

★私の観た日のキャスティング★
ヴォルフガング・モーツァルト:井上 芳雄、

ヴォルフガング・モーツアルトの分身:野本ほたるちゃん

レオポルト(モーツァルトの父):市村 正親、

コロレド大司教:山口 祐一郎様

ナンネール(モーツァルトの姉):高橋 由美子

コンスタンツェ(モーツァルトの妻):hiro
ヴァルトシュテッテン男爵夫人:涼風 真世

セシリア・ウェーバー(コンスタンツェの母):阿知波 悟美

アルコ伯爵:武岡 淳一

エマヌエル・シカネーダー:吉野 圭吾

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2007年12月21日 (金)

「やわらかい手」は心暖かになるぞ

イッチャイました。

「やわらかい手」の世界に。

もとえ、


行きましたよ。

「やわらかい手」の世界に。


お馴染の金券屋さんで、「○○と●●を各々2枚と、“やわらかい手”1枚」、後半で思わず声を潜めちゃった。


「コレはイイラシイヨ」と、同じく声を潜めたMovie大好きな店員のお兄様。


主人公が、特殊な接客業になる映画なの。
風呂には沈まないよ。(某有名サラ金漫画で学習)
文字通り、手をそめるの。


正直なところ 世界最古の女性の職業(SEX系)には、偏見を持っている。
前評判の良さと、ミック・ジャガーの元カノのマリアンヌ・フェイスフルの38年ぶりの主演だということに惹かれて「やわらかい手」を友人と別れて一人で寂しく鑑賞。

場内はほぼ満員で、 わたしの両サイドは男性。
左側は、20代前半の学生風の美青年、右は50代後半のご夫婦風の片割れ。



★ネタばれちょいあり★


イギリスはロンドン郊外の小さな街に住む未亡人のマギー(マリアンヌ・フェイスフル)、全てにおいて控え目で世間知らずな未亡人のマギー。そんなマギーが難病を抱える孫の治療費(渡航費用)を工面しようと奔走する。

資本金要らずで手っ取り早く金になる仕事といえば、古今東西SEX系のお仕事だよね。


金策尽きて、たどり着いたのは、ソーホーの「セクシー・ワールド」という店。ぶつかっても知らん振りのマナー欠如の歓楽街で、接客係募集の求人広告チラシにひかれたマギー。

初(うぶ)ですぞ~。「接客業、高給優遇!」“誰にでもできる簡単なお仕事です”とまでは書いていないが、給仕の仕事と勘違いする世間知らずのマギー。


店のオーナーのミキ(ミキ・マノイロビッチ)から説明を受けたら、殿方を天国へ導くゴッド・ハンドの仕事=「ラッキー・ホール」!!

週600ポンド(約135,600円)は稼げるそうだ。

この「ラッキー・ホール」って日本からの輸出らしいぞ。(場内、大爆笑!)


じっと手を見る。


嫌だよね。

乳牛の搾乳、搾乳、搾乳と自己暗示をかければいいのか!?

(日常生活は手袋をして過ごした~い)



「ラッキー・ホール」vs「孫への究極の愛」。

孫への愛の強さが、マギーを自己犠牲が伴う「ラッキー・ホール」へといざなった。これって、普通の主婦として生きてきたマギーにとって、清水の舞台から飛び降りる以上の勇気のいる選択だったはずだ。

マギーの手の感触がすこぶるよろしかったらしく採用!
(マギーの手って、搗き立ての餅の様な感触の手なの? )




孫の病状が思わしくないため短期決戦で手早く稼ぎたいマギーは、ミキから“IRINA”という芸名を頂戴する。

★IRINA PALM★という看板付きで、差別化する。

秘められた才能が開花して、マギーのブースは長蛇の列、業界でも評判の売れっ子になる。 

実績を元に6000ポンドを前払いしてもらうマギー。

お一人様、ワンコイン。

殿方が壁に向かってナニする様は滑稽で、場内のあちこちから微苦笑が漏れ聞こえる。



マギーが、ブースを自分の部屋の様に飾り付け、少しでも居心地よくして仕事をこなせるようにしたのには納得よ。PCの壁紙を自分好みにするのと一緒の心理だわ。


右手がテニス肘ならぬペニス肘(場内、もちろん大爆笑)になっても働くマギーに脱帽!心身ともに重労働だな。包帯でなく、スカーフで腕を吊るのがカッコいいし、マギーらしい。


自分の価値を見直し、仕事にも自信を持ち、マギーがソーホーの街に馴染んでいく様に応援したくなる。

がんばれ!

借金返済まであと少しだ。

大丈夫だ。

孫のオリーは、きっと元気になる!


ラストは、拍手喝采モノ

やったぜ!!


20代前半の学生風の美青年は、場内が明るくなっても席を立てなくなっていた。

ヌカレちゃったぞ!魂をね!



★★★
セックス・ショップの冷徹なオーナーのミキが、マギーと接することによって徐々に人間らしさを覗かせていく。冷徹なオーナーの容貌から、柔和な目をした純情な男という深みのある人物像をミキ・マノイロビッチが見事に演じ分けているので、要チェック!この人、好き!!マギーに惹かれて穏やかになったミキの瞳は、アントニオ・バンデラス様の瞳にちょっと似ているのよ


「やわらかい手」のヒロインがきわどいながらも、どこかしら品があるのは、やはりマリアンヌ・フェイスフルの力量でしょうね。「何を目的にして生きていくのか?」って難題だけど、答えを発見したであろうはずのマリアンヌ・フェイスフルがマギーを演じることによって、私達に問いかけているようだ。

「マリー・アントワネット」のマリア・テレジア役もステキだったね。


★発表! 「やわらかい手」で気に入ったセリフ★

①ミキ「年増って何だ?」、マギー「私みたいな冴えないオバサン」、ミキ「そんな女は雇ってない」

②ミキ「君の歩き方が好きだ」

★★★

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2007年12月19日 (水)

ラストシーンを期待した「4分間のピアニスト」

監獄モノと言えば、『プリズン・ブレイク』(脱獄モノ)

女囚と言えば梶芽衣子の『女囚さそりシリーズ』(会社の部長の趣味)。


今回の作品はドイツの監獄、女囚モノの、「4分間のピアニスト」。




類稀なるピアノの才能を持つ少女と老年のピアノ教師の話。

カットバックで挿入されるナチ時代の秘められた過去を持つ教師トラウデ(モニカ・ブライブトロイ)と女囚ジェニー(ハンナー・ヘルツシュプルング)、サリバン先生とヘレン・ケラーとは異なるこの二人の交流がミソ。

ジェニーがピアノを背にして手錠を掛けたまま演奏するシーン、ハンドサイド・アクションには圧倒させられる。

トラウマを抱えたジェニーは、過激なほどに熱く燃えたぎる胸中を、バッハでもモーツアルトでも昇華できない。

暴力的に奏でるジェニーのピアノ。

教師トラウデの奏でるモーツアルトのピアノソナタ第11KV331が何と穏やかなメロディに聴こえることか。

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2007年12月13日 (木)

映画「ウェイトレス」ってチョイ不幸なの

ちょっと不幸な女の話。

(でも、私じゃないよ)


アメリカの何処にでもある町に住むちょっと不幸な女が自立を求める映画の「ウェイトレス」。



主人公のジェンナ(ケリー・ラッセル)は私に無いものをたくさん持っている。

天才的なパイ作りの腕前、美貌、庭付き一戸建て、夫のアール(ジェレミー・シスト)、更に胎児と産婦人科医ポマター先生(ネイサン・フィリオン)とのW不倫まで!




暮らす上での不自由は無い。

ジョーズ・ダイナーでウェイトレスとして自分が稼いだチップまでしっかり夫のアールに管理されちゃうけどね。

(家計管理は旦那の役割の国って、大多数らしいよ)

生活困窮者じゃないにも関わらず、自動車大国のアメリカなのにジェンナは自分の車を所有していないで、「アールの送迎付き」=「監視付き」だけど。





ジェンナの一番の不幸は、何と言っても愛が冷めた夫アールと一緒に暮らしている事!

それもやけに独占欲が強くって、自分を愛する事に専念して欲しいからと、妻の行動を制限する自己チュウ夫のアールと。

ダイナーで働く同僚で寝たきり夫を抱えるベッキー(シェリル・ハインズ)や彼の居ないドーン(エイドリアン・シェリー)にまで、ジェンナの立場にはなりたくないと呟かれる始末。

夫のひとりよがりのつまらないSEXに付き合うなんて悲劇だね。

望まない妊娠はもっと悲惨!

アールと別れる決意をしたとたんに発覚した妊娠だもの。

“アールの赤ん坊なんていらないパイ”&“惨めな妊娠と自己憐憫”パイを作ってストレス発散!

“エイリアンがお腹の中にいるみたい”っていうのは友人が妊娠した時の感想そのものなので笑えた。

あの映画「エイリアン」以降の妊婦は、誰もが得体の知れない何かが胎内に巣食っているという感覚を「エイリアン」に例えているのかな。

ジェンナが産婦人科医ポマター先生との不倫で満たされた時の笑顔ったらこの上ない。

「満足~!!!!」が顔の表面に張り付いたような顔は必見モノ。


ポマター先生と駆け落ちをしようとまでした。

でも、結局のところ、赤ちゃんと自分のパイ作りの腕前一本で自活しようと決意したのは、それだけが今のところ信じられるものだからだろうね。

登場人物は誰もがちょっと不幸を抱えているけど自分なりの幸せを見い出そうとしている愛らしいキャラばかりだ。

夫のアールも見方によっては愛い奴よ。
愛に餓えているだけだから。


でも、私もアールに「ちこう寄れ」とは声をかけないよ。
他人事だから、ジェンナに逃げられるアールが可愛く見えるけど、付き合いたくは無いタイプ。






もうひとりの主役とも言えるパイが、これまたユニークで “不倫でダンナに殺されるパイ”、  “淫らなパンプキンパイ” など面白いネーミングで笑わされる。

“仕事をサボってばかりいる上司を降格させるパイ“とか、“小うるさい同僚の存在を忘れさせるパイ”とかジェンナに作って欲しいな。

一体どんな味かしらん。

材料は、潰した梅干と、味噌とニョクマムとかね。

(超不味そう・・・)

ダイナーで働く同僚のドーン役を演じているエイドリアン・シェリーがこの「ウェイトレス」の監督・脚本を手掛け、彼女の遺作となった。

役者としてもキュートなエイドリアン・シェリー。

何気ないささやかな幸せ、素敵な登場人物たちで心温まり、クスッとさせられるこの「ウェイトレス」のような作品を作れる監督って貴重な存在なのに、とても残念。

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2007年12月11日 (火)

紅葉の鎌倉で豚カツ。エンタメ・ポチは、“コリキ”に変身か!?

平田牧場
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平田牧場
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平日の昼の平田牧場は混んでいた。

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残念!

断念!


豚肉は、乳酸を減少させ神経機能を正常に働かすビタミンB1が他の肉類に比べて格段に多く含まれる。また、細胞の再生や成長促進およびエネルギーの代謝を促すビタミンB2、皮膚や粘膜の健康維持をサポートするナイアシン、老化防止のビタミンEや鉄なども豊富に含まれる。

だから、豚肉の定番料理の豚カツを美味しい店で美味しくちゃんと食べよう!

えっ?東京駅のエキナカの「カツ玄」?

まっ、その店は得意先のエライサンと一緒の時の特別な店だからね。

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品川の「とんかつまい泉」の「かつサンド」?
忙しい時の弁当じゃ。(今日も、それじゃん!)

えっ、銀座の交詢ビルの「とんかつかっぽう かつぜん」って、黒豚ロースカツが4,500円の店かい?

パパがいないと無理じゃ!



最近、メタボっているエンタメ・ポチは・・・・



紅葉の鎌倉駅西口、徒歩2分。
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週末、お買い物帰りに立ち寄った勝烈庵
私のお買い物ルート上にあるお馴染みの店。

勝烈庵は元々ハマ(ヨコハマ)の老舗の豚カツ屋さんで創業81周年、古くからの常連客も多い。

本店は関内の馬車道にあるので、ランチは勝烈庵、デザートは馬車道十番館というデートコースは定番中の定番。

さてこの鎌倉店、やはり人気があり、時間をずらして14時近くに来たのに店内は満員。
だが帰り支度の客がいたので待つ。

畳敷きの座敷とカウンター、テーブル席で、私の案内されたのは2人掛けのテーブル席。

棟方志功の版画が店内に飾られているが、これは全て本物。
店名の書体も棟方志功によるもの。


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椅子もオリジナル。

マルに勝。

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2007年12月11日 (火)

ドラマ「SP」はオヤジ心も鷲摑み。ポール役はチョウ ソンハ君

居酒屋で、友人と森伊蔵君を囲んで10月からの連続ドラマについて語りあっていたら、隣のテーブルの年の頃50歳くらいのオジ様が話しかけてきた。


(よくあることだよね)

「おっ、君達お嬢さんも “SP”を観てるんだね! 

岡田准一っていうのは、ジャニーズのV6だろ?

あんなに演技が上手いとは知らなかったよ。

いや~~、うちの奥さんも普段はドラマなんて全く見ないのに、なぜかあの“SP”だけは娘が録画したのをこっそり見ているんだよ。

面白いっていうから、一緒になってみたら、僕も、久々にドラマにはまっちまってさ。

変におちゃらけていないしね。

脇役からして、演技が上手い!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・∞(延々と続く一人語り)」





オジサマ、良くわかっていらっしゃるわね

井上薫を演じる岡田君の演技もさえているけど、テロリスト役も演技が達者なのだ!!

12/8の夜に逮捕された犯行グループのポール役は、あのチョウ ソンハ君!!

新国立劇場「夏の夜の夢」で、いたずら好きの妖精パックを演じて我々を魅了したあのチョウ ソンハ君も、出演していたのだ!


ちぇっ、もう出演しないのかな。



でも、韓国人に扮しているのに日本語に反応しちゃあ、テロリストとしては失格だよね。


12/21からの下北沢・駅前劇場のマンションマンション「人間フィルハーモニー」も観に行くぞ!!


OL様の鏡の、警護課庶務係の原川様(平田敦子)~、応援しますぞ!

★エンドロールが本編のリピートになっている。つまんな~~い。

★写真は、渋谷ハチ公前だよん★

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2007年12月10日 (月)

「いのちの食べかた」で自戒せよ

「グログロだったら、やだな~」と、大学生の男達の会話。


グログロなのだよ。


自分で魚を釣って、魚を三枚におろしたことも無いの?


私たちは罪深いのだよ。

音楽も、ナレーションも、インタビューも、テロップもなく、
ただただ、あるがままの食糧生産風景、いや、食料製造工場がシンメトリーに映し出される。

もはや農場ではない、工場だ!

オーストリアのドキュメンタリー作家、ニコラウス・ゲイハルター監督による食糧生産事情をカメラで追い続けたドキュメンタリー「いのちの食べかた」。

こりゃ、われわれ観客に対する挑戦だ。

“お前は、これを観てどう思う? 食べるのを止めるのか?”

聞こえてくるのは機械の振動音と、ときたま聞こえる労働者の会話。

時たま、挿入される工場労働者の食事のシーン。

ボソボソと不味そうにパンを食べているな。

イヤン!

ヒヨコを鷲掴み。

テニスボールみたいに、ヒヨコがピッチングマシンぽく筒から出てくる。

ピュッと勢い良く吐き出される。

目には黄色の塊にしか見えない。

大丈夫なのか?

死なないのか?

セキセイインコを飼育している身には、一番、衝撃的だったシーンだ。





ありゃ、今度はバレーのボールを機械で掻きあつめている。

ちょっと待て、鶏だ!

100羽や200羽じゃないぞ。

グワシ グワシと機械が鶏を掻き集め、ピュッピュッと箱に納められる。

豚や牛は「世界屠蓄紀行」に興味があって大分前に読んでいたので覚悟は出来ていた。

でも、ヒヨコの飼育の仕方は、イマイチ知らなかった。

Photo

機械が怖くなってくる。

トランスフォーマーじゃないが、意思を持った機械みたいだ。

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2007年12月 6日 (木)

映画「サラエボの花」

「民族浄化」って、嫌な言葉だね。

ベルリン映画祭で最高賞を受賞した映画「サラエボの花」(原題 “グルバヴィッツァ”)は、ボスニア紛争が終結して12年後、首都のサラエボに住むシングルマザーのエスマと、多感な12歳の娘サラの愛と憎しみを描いている。

原題の“グルバヴィッツァ”は、首都サラエボの一区画の地名であり、紛争中に数々の悲劇の舞台となった場所。

オープニングでは、じっと眼を閉じた女性達をカメラが舐める様に映し出す。
年齢も様々な女性達を、顔の皺の一つまでをもカメラが嫌らしいほどに追い続けていく。

この冒頭のシーンからこの作品は抽象的な作品なのかと思ってしまった。

ボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都サラエボ。
この地の民族の三つ巴の紛争は、我々の記憶に新しい。
音楽や思想など、多数派を占めるムスリムの影響が色濃い。

紛争前は医学生だったエスマが、まともな職に就けずにナイトクラブで働かざるを得ない窮状に驚いた。
12年も経過したとはいえ、まだ紛争の傷跡は癒えていない。
経済的にも、もちろん心身の傷も。
カメラは建物の紛争の傷跡はほとんど映していない。
街は復興しつつあるが、人間はいまだ癒えない。

エスマは、セラピストの集団カウンセリングを受けている。
12歳の娘のサラの修学旅行の旅費を捻出するために、身を粉にして働き、知人達からお金を借りる。

娘のサラが「父親がシャヒード(殉教者)の子供の旅費は、証明書を提出すれば免除される」と伝えても、なぜか証明書を出し渋るエスマ。

主人公のエスマが、気持ちが悪くなって時々薬を服用するシーンがある。
「もしかすると、男性恐怖症なの?  って、ことは・・・」と、推測できるだろう。





「われわれは、リスクを冒している」(オシム語録より)

過去の忌まわしい体験の証としての娘、だけど愛すべき娘のサラ。
散々流産を企てたけど、結局、出産した娘のサラ。

「こんなに美しいものがこの世に存在しているなんて」という言葉に救われる思いだ。


エンディングには、場内のあちこちから啜り泣きが聞こえ、ついさっきまで寝息を立てていた後ろの席の男性すら嗚咽していた。

娘役のルナ・ミヨヴィッチが、寂しさを怒りを胸に秘めた 多感で、小生意気で無軌道な少女を伸びやかに演じているのが、気持ちいい。

素敵な髪型だったのに、よくもまあスキンヘッドにしたものだ。


美人だぞ。

将来が楽しみな女優の一人を発見できて、ご満悦。



「サラエボの花」の上映館が、岩波ホールだけなのは残念である。

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2007年12月 3日 (月)

国立新美術館のフェルメール「牛乳を注ぐ女」

喧騒の中、そこだけが違う。

静謐ということばは、この絵のためにあったのか。

Photo_5

【フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展】。

17世紀、オランダの画家のヨハネス・フェルメールの「牛乳を注ぐ女」を国立新美術館で鑑賞した。

作品の知名度から10号くらいのサイズだと思っていたが、かなり小さい。

40cm×横40cmくらいなので、8号程度といったところか。

見る角度によって、光の反射が異なる。

絵の具に砂を混ぜるポワンティエ技法で描かれた机の上のパンの煌き、質感たるや予想だにしなかった。

こんなに、存在感がある作品なのか!

写真集やTVの映像で見るのとは全く違う。

一気に引き込まれる。

やはり百聞は一見にしかずだ。

ひたむきに牛乳を注ぐ庶民の女というありふれた日常の一こまを、細部の描写にこだわって描いている。

衣服の縫製の縫い目が、一刺し毎にはっきり分る。

壷から注がれる牛乳は、螺旋状である。


エプロンには、藍色の宝石のラピスラズリが使用されている。

実にきらびやかだ。

まばゆいとしか言いようが無い。

牛乳の入っている壷の傾け具合では、実際には牛乳を注ぐことは不可能であり、また遠近法上では机の形も違うのだが、綿密な計算がなされている。

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2007年12月 3日 (月)

「タロットカード殺人事件」

ウディ・アレン監督・脚本の「タロットカード殺人事件(SCOOP)」。

相変わらずこの監督は、ずるい。

2005年の「マッチポイント」同様にスカーレット・ヨハンソンへのオマージュとしての映画なので、スカーレット・ヨハンソンのファンにはたまらない映画かもしれない。

(ウディ・アレン監督にとっては、毎度のことだ)



だが、陳腐であった。

脚本が古臭い。

とにかく、ぬるい。

ロンドンを舞台に繰り広げられるミステリーと思いきや、ジャーナリスト志望の女子大生サンドラ(スカーレット・ヨハンソン)と、手品師シド(ウディ・アレン)のドタバタ劇としか思えない。


切り裂きジャックの再来と言われる連続殺人鬼を探し出す割には、緊張感が感じられない。

ファッションも古臭く、劇中で演じられる手品も何もかも垢抜けないので、Googleで検索するシーンがなければてっきり1960年代の時代設定かと間違えてしまう。

ヒュー・ジャックマンも中途半端な悪役を演じさせられている。

(「Xメン」シリーズのときのヒュー・ジャックマンの方が好きだぞ。
そういえば、「プレステージ」でも、スカーレット・ヨハンソンとヒュー・ジャックマンは共演していたね)

結末もかなり早く予測がついてしまう。


ウディ・アレンの独特な話術をみんなは好きなのだろうか?

もっとも、シネマ・ファンには、ウディ・アレン監督の気持ちが分ってしまうんだろう。

大好きな女の子を主役に映画を撮影できるって、たまらなく幸せに違いない。

スクリーン上に、好きな女性の眩さ、美しい姿を大切に保存しておきたいんだろうね。

ウディ・アレン監督・脚本の「タロットカード殺人事件(SCOOP)」。

相変わらずこの監督は、ずるい。

「マッチポイント」と比較してごらん?

Photo_3

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2007年12月 2日 (日)

プチロボで競争しよう。神奈川県大会

プチロボって、知っているかな?


Photo

私も今回初めて見たけど、面白かったよ

いわばロボット・コンテストのミニ版。

ロボコンって、ちょっと出場してみたいよね。

理系って、夢があっていい。



Photo_2


「プチロボで競争しよう。神奈川県大会」に友人の子供が地区大会で見事勝利を収め、神奈川県大会に出場するというので、桜木町の県立青少年センターまで同行した。





みんな両親揃っての応援が多いようだ。


Photo_3








おじいちゃんもいるぞ。

このプチロボは、地区大会で各自がはんだ付けして製作したプチロボで、

90cm×180cm、ちょうどベニヤ板大の箱庭に約3mほどのルートを、プチロボの爪でボールを挟みつつ走行し、ゴールまでのタイムを競うというもの。

小学生の3年~6年生までの総勢31名での戦い。

女の子も3人ほどいる。


まずは、AB、C,Dの4チームに別れ、各チームの上位3名を選出する。

全選手中ベスト10のタイムであっても、優秀な選手が多いチームのため上位3名にならず臍をかんでいる子もいた。

会場の隅っこに座り込んで、体を丸めて嗚咽している男の子もいた。

一生懸命練習したのにだめだったのかな?


衆人環視の中で、プチロボを操作する。
選手の操作をじっと見つめる観客席。


Photo_4

準決勝では、緊張しているのだろうか、前回よりいいタイムが出せなくなる子が結構いて、1分以上のタイムになった子もいる。


会場で仲良くなってお互いのプチロボを自慢しあっている男の子達もいた。







優勝はナカタ君という男の子、
2149の断トツのタイム。


めちゃ 早!!

2位は29063位は3360


友人の子供は入賞を逃し、やはりべそをかいていたっけ。


地区大会以来、プチロボを練習せずに今日の大会に臨んだくせに、やっぱり負けると悔しいのね。


中には、「たまには負けることもいいのよ。いい経験じゃない」と話し合っているステキな親もいた。

また、予選会参加者は全員、自分で作ったプチロボに飾り付けをしてデザインコンテストに応募できる。

それが、これ!

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ユニークなデザインだね。

Photo_7














いや~~、日本の輝かしい未来はあなた達に任せたよ。


来年も、この場で競いあって欲しい。

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