自腹でエンタメ!

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2008年2月25日 (月)

アカデミー賞残念!「潜水服は蝶の夢をみる」

E S A R I N T U L O M・・(まばたき)・・M

E・・(まばたき)・・・・・E

E S A R・・・(まばたき)・・R

・・・・画面を見つめながら、無意識に指でつづりを綴っていた。


E
 S A R I N T U L O M D P C F B V H G J Q Z Y X K W
フランス語における単語を作る使用頻度順だ。

順に読み上げて、単語のつづりの文字を読み上げたらまばたきをして知らせる途方も無く時間のかかる繰り返し。

Photo_2

重篤な脳卒中の発作から、全身麻痺の難病のになった雑誌「ELLE」の名編集長ジャン=ドミニク・ボービーの自伝を映画化した「潜水服は蝶の夢をみる」。

20万回のまばたきの繰り返しでつづった“生”へのメッセージ、“生の輝き”を映画化したのは、ジュリアン・シュナーベル監督だ。

<ネタバレあり!>

漆黒の闇の画面が、徐々に色鮮やかにボーッと人らしき形になる。 

焦点がぼけている。

我々は、ジャン=ドミニク(マチュー・アマルリック)の目、視点になってあたりを見渡す。

焦点があっていない。

どうやら病室のようだ。

カメラがジャン=ドミニクの目になっている。

医者達が話しかける内容は分かっているが、答えようにも声が出せないもどかしさ。

「ロックト・インシンドローム」は、ほぼ全ての運動機能が麻痺する、脳梗塞中でも重度の難病らしい。ジャン=ドミニクは、どうやらこの希少な難病にかかって、唯一動かせるのは左目だけになってしまったのだ。

言い知れぬ孤独の海の中。

ベルクの海のそばの病院で治療が始まる。


医者が、ジャン・ドーと主人公を呼びかけた時にはビックリした。
いつから「名無しの権兵衛さん」になってしまったのだと思ったら、ニックネームらしい。

さらに右目の目蓋までが縫い付けられる。
眼球から見た縫い付け手術のシーンが不気味だ。
「止めてくれ」と怒鳴りたいのに、何も言えない。

もし、わが身が同様の難病に罹ったら失意のどん底に陥るだろう。
生きる屍と化すのではないだろうか。

ファッション誌「ELLE」の華やかな世界から、一転して植物人間と化す。

このままならぬ肉体を、潜水服に閉じ込められたようだとジャン=ドミニクは例えている。目と鼻の先に美人の言語療法士アンリエット(マリー=ジョゼ・クローズ)と理学療法士マリー(オラツ・ロペス・ヘルメンディア)がいても、文字通り手も足も出せないのだ。
エンタメ・ポチはMRIで閉じ込められた経験=閉塞感を思い出した。

病院の言語療法士によって、外界とのコミュニケーションの練習が始まる。
それは、左目のまばたき。

まばたき1回が、「はい」

まばたき2回で「いいえ」。

単語終了時も2回のまばたき。

もどかしい。実にもどかしい。
「死なせてくれ」




自分自身を回想するときにバッハの「ピアノ協奏曲第5番へ単調」が流れる。

いつ潜水服から抜け出せるのか?

想像力と記憶力だけは蝶のように自由に羽ばたけるとジャン=ドミニクが気づく。
ニーノ・ロータの「ナポリの億万長者」が、ジャン=ドミニクの気持ちを表現している。

出版契約を交わしていたことを思い出し、出版社から編集者のクロード(アンヌ・コンシニ)を派遣してもらう。
まばたきで交わす会話、まばたきで綴る文章。色鮮やかな思い出の数々。


3人の父親でもあるジャン=ドミニクが、父の日に子供達やその母親セリーヌ(エマニュエル・セニエ)と海岸で過ごすシーンが何とも涙を誘う。
また、年老いた父親パピノ(マックス・フォン・シドー)の髭をそる回想シーンや、誕生祝に父親が電話をかけてくるところも泣ける。
不自由な身になってやっとわかった家族への愛が、詩情たっぷりに色鮮やかに描かれる。

希望を胸に、本をまばたきで綴るジャン=ドミニク・・・・。

このジャン=ドミニクは、当初はジョニー・デップのキャスティングだったそうだが、「パイレーツ・オブ・カリビアン」の撮影で出演できなくなったそうだ。
次に白羽の矢が立ったのが、「ミュンヘン」で演技力を評価されたマチュー・アマルリック。
彼は、左目でしか演じられないジャン=ドミニクや、アムールに生きたジャン=ドミニクを見事に演じていた。

U2「ウルトラ・ヴァイオレット」や「大人は判ってくれない」、エンドロールのトム・ウェイツの「グリーン グラス」など、音楽が全編で効果的に使われていてGOOD!!

「潜水服は蝶の夢をみる」の良さを全身で体感して欲しい。


この作品を車椅子に乗った方が鑑賞されていたが、彼は何を思ったろうか。。。。

車椅子に乗ったジャン=ドミニクが、波間の艀に1人ただずむシーンが幾度も挿入されたが、そのたびにジャン=ドミニクの言い切れぬ「孤独と絶望」を感じた。

ジャン・ドー。。。いつ我々がなってもおかしくない。
いや、身体機能が動かせても、思考が潜水服を着たままでいることが無いだろうか。



カンヌ国際映画賞・監督賞受賞など、数多くの賞を受賞、本日の80回アカデミー賞の監督賞、撮影賞、脚色賞、編集賞などにノミネートされたが惜しくも受賞を逃した。

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2008年2月24日 (日)

「世界らん展日本大賞2008」のサイトウさんに会いたくて

東京の水道橋駅にいるサイトウさんに会いに行った。

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おっと~~、コレは日曜日の闘魂シリーズ。

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おっと~~、コレはお土産だ。

そう!!
「世界らん展日本大賞2008」
最高賞の日本大賞を受賞した「ラン」を一目見たくって、
東京ドームに駆けつけた。

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「蘭がある。伝えたいことがある。―大切なあの人へ届けたいオーキッド・メッセージー」

当日券2,000円、15時からのイブニングチケットは1,500円よ。
友人のおごりで、エンタメ・ポチはタダなのだ。

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開催初日の朝イチなのに会場は、蘭の愛好家でぎっしり!!

ほらっ!

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ほらっ!

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ほらほらほら。

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おっ、「大使夫人からのディッシュ・ディスプレイ」も可愛い!

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2008年2月22日 (金)

「ジャンパー」が来た!

エンタメ・ポチが遂にバイリンガルになった~と喜んだのもつかの間、

よくみると渋谷の“109”が見える!

日本・・・・日本語じゃん。



日本ロケのシーンだった。

1

220日、水曜日に「ジャンパー」の試写会へ行ってきた。
会場は東京の九段会館、靖国の母が集まるところだが、当日は超満席!
むせ返るような香水の臭いと、豊かな座高のお兄ちゃんの後ろの席で鑑賞した。
画面左下と字幕はほとんど見えない。


“ジャンパー”という空間テレポートできる能力者デビッドと、ジャンパー達を抹殺する組織“パラディン”との対決SFアクション物語「ジャンパー」。

Mr.Mrs.スミス」や
「ボーン・アイデンティティー」のダグ・リーマン監督が、スティーブン・グールドの小説「ジャンパー 跳ぶ少年」を原作にした作品。

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2008年2月19日 (火)

食企画「おすすめのスイーツ」は、鎌倉レザンジュ

スイーツ=甘味なんて大嫌いだ~!

京都まで日帰りで鍵善のくずきりや都路里の抹茶パフェを成敗に行ったりと日夜努力しておる。
(余談だが、都路里は京都が一番懲らしめがいがある!!)

日本・・・松江の和菓子の制覇や京都の甘味系の制覇はモチロンじゃが、時には海外まで遠征し、オーストラリアのアイスクリームショップでの全種類同時制覇やシンガポールのアイス・カチャンやら、欧州のスイスのネッスルの生トリュフや、片田舎のドライブインのケーキ(今まで食べた中で一番美味・・・)まで懲らしめに行っている。

ああ、それなのに我々OL様の苦労も知らずに、食企画が、すい~つじゃと!!

先週は、バレンタイン・ディーにて、あれやこれやとチョコならぬ極上ショコラを、デパートの特設会場まで赴き成敗し、財布はくったくたじゃ、財政難じゃ!!

羽二重餅桜餅草餅柏餅粽葛餅串団子水羊羹大福鹿の子栗鹿の子練切栗饅頭最中本練羊羹



もう一度 言う!!

スイーツ=甘味なんて大嫌いだ~!

目に入った途端、成敗よ!!

たとえば、これっ!
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うちの部のリア・ディゾンと「悪魔の食べ物」と称して、瞬時に退治しておる。

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ポテチの塩味と片面コーティングのチョコレートの甘さとが絶妙のバランスのこれっ!!

ロイズのポテトチップチョコ!!

北海道物産展があると聞けば遠征して成敗し、はたまたネット通販でも購入して成敗するほどじゃ。

我が身のメタボ化にも構わず、わが身を犠牲にして、わが身を呈して一箱をイッキ食いよ。
几帳面で完璧なA型気質がこういうときにだけ発揮される。

(私の血液はO型、リア・ディゾンちゃんはB型だよ)
これを見たら反射的に手が出て、大人買い、もとえ成敗しちゃうわね。

羽二重餅桜餅草餅柏餅粽葛餅串団子水羊羹大福鹿の子栗鹿の子練切栗饅頭最中本練羊羹

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2008年2月17日 (日)

「アース」・・・動物好きですか?

地球温暖化の影響で、今世紀中に日本から鮭がいなくなると、友人から聞いた。

地球の四季と動物をテーマにした環境映像「アース」は、地球温暖化が野生動物の生態に及ぼしている影響を描いている。

北極・ノルウェーの最北端で、春を迎え冬眠から目覚めた白クマ親子から、カメラは徐々に南下して行く。

カラハリ砂漠から湿地帯のオカバン川へ向かうゴアフリカ象や、トンガや南極のザトウクジラなどを。

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真っ暗闇でのライオンと象の攻防シーンは緊張ものだ。
「ヒト」というイチバン弱い動物のカメラマンの苦労が偲ばれる。

40人以上のカメラマンが5年の歳月をかけて撮影した壮大な空撮映像には目を見張るものがある。

最も、動物好きなら、ナショナルジオグラフィックなどで、一度は目にしているかもしれない。

チーターなどの肉食動物の捕食シーンは、スローモーション撮影で、断末魔の血しぶきなどが写されておらず、
あたかも食うものと食われるものがダンスを踊っているが如くに見えたので、戸惑った。

(血生臭くないからお子様向けなのか? だから、お子様500円なのか?)

だがこの映像のダイナミックさは是非とも映画館で観るべきだ。

たとえデジャブ感を抱いたとしてもだ。

数少ない字幕館での鑑賞。
(だって、上映中五月蝿いと鑑賞の邪魔だもの・・・音楽もGOODだしね)

監督:マーク・リンフィールド

音楽:ジョージ・フェントン。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

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2008年2月16日 (土)

「アメリカン・ギャングスター」は★5つ

★★★★★5つ進呈!

今年度のギャング映画は、これが最高!

教会のシーンで、身震いしたよ。
このシーンのラッセル・クロウが一番ステキだった!!

スケールが大きく、かつ大人のための快作。
リドリー・スコット監督とラッセル・クロウのコンビ+デンゼル・ワシントンと聞いたら、観るよね!

「アメリカン・ギャングスター」


アカデミー賞主演男優賞受賞者2人の競演だ。
監督は、「ブレードランナー」、「テルマ&ルイーズ」、「グラディエーター」、「プロブァンスの贈り物」と期待を裏切らない作品を提供してくれるリドリー・スコット監督。
ラッセル・クロウとは、「グラディエーター」、「プロブァンスの贈り物」など3作でコンビを組み、ラッセル・クロウは「グラディエーター」でアカデミー賞主演男優賞受賞を受賞した。
前作の「プロブァンスの贈り物」では、ラッセル・クロウをスケベで貪欲なエリートにしたのだけれど・・・・。

Photo

実話を元にした作品である。

1968
年のニューヨーク。
方や、ニュージャージーで、女癖は悪く、私生活は離婚寸前でめちゃくちゃだけど、100万$近い金をくすねずに、正義を貫き通した刑事リッチー・ロバーツ(ラッセル・クロウ)。


方や、ハーレムを根城に、近隣住民に施しをし、教会に通い、家族との団欒を大切にしながらも裏では麻薬密売に手を染めている黒人ギャングのフランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)。

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2008年2月15日 (金)

レンブラントの夜警

久々のピーター・グリーナウェイ監督の作品「レンブラントの夜警」。

お気に入りの映画のひとつである「英国式庭園殺人事件」、「コックと泥棒、その妻と愛人」など癖のある作品ばかりの監督の割には、何故だか人気がある。

場所は高島屋タイムズスクエア。

光と影の画家のレンブラントが題材なので絵画ファンをも惹き付けたのだろうか?

開場45分前で既に前列AD列の一部しか空席が無い!
友人と別れて座席指定をする。

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2008年2月12日 (火)

「ヒトラーの贋札」は見るべし!

Photo

海岸で1人の男がただずんでいる。

モンテカルロの海って綺麗だな。

気持ちが良いカメラワークだな~。

コンチネンタルタンゴ~♪~も良いし!

第二次大戦後かぁ。

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2008年2月11日 (月)

「春風亭小朝 独演会2008」@鎌倉芸術館

「離婚届が僕のラブレター」という名科白を残した人と言えば、
36
人抜き真打昇進の記録保持者の春風亭小朝師匠だ。

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10() 鎌倉芸術館13:30開演の「春風亭小朝 独演会2008」で、遊んできた。

Photo_3 

落語なのに大ホール 約1,500席!!

S席3,600円、A席3,200円で、私はS席。
1
階席だけど後ろから数えたほうが早い・・・・(涙)

隣の60歳位のご夫婦はかなり早くにネットで予約した(私も)そうだが、後方の席なので「う~~ん、表情とか仕草が見えにくいね。残念だね」と旦那様が奥様に謝っていた。


場内はほぼ満席。平均年齢はやや高めである。
土地柄なのか、話し方も行動もおっとりとした客が多い。


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演目は、これよ!

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前座は、元暴走族の瀧川鯉斗の「動物園」。まだ2年目らしい。

「動物園」は、朝10時から午後4時勤務で、頭も体も使わない、ブラブラしていても月給100万円をもらえる仕事(そんな仕事あったら私が転職するわ)を探していたら、動物園で珍奇な仕事についた男の話。
息継ぎの仕方、話の展開の仕方にもう少し工夫が欲しい。

それから、宿題!!
枕の暴走族時代の話をネタに新作落語を創作して欲しいな~。
小朝師匠に、いいネタもらったじゃない。「 “悪魔の爪”っていう暴走族に入っていたんだけど、街を走ると皆が笑う。旗を良く見たら“悪魔の瓜(うり)”って書いてあった」とか「速達便は元暴走族の連中にやらせりゃいい」とかね!!


次は春風亭小朝師匠の登場!
 

白地に紺の派手な柄の着物。演目は「宗論」と「目薬」

「宗論」とは、宗教論争である。先祖代々浄土真宗の父親と、キリスト教を信仰している息子の宗教観の違いを面白おかしく論じている。TVだと宗教に対する冒涜だとか言われそう! やはりナマは良い。  「水戸納豆の様な神様」とか、「●ェ●ス女●院に処女がいない」とは、言えないでしょ! 賛美歌がお上手でしたよ~。「ワイン、お水、お湯だ(ユダ)」のネタの客席の反応がイマイチということで、繰り返したのには微苦笑。
声がかすれたところがあったので、「小朝さん、ちょっと風邪をひいているのかな」という客席の反応あり。

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2008年2月 9日 (土)

面白くなってきたぞ「未来講師めぐる」第5話

20年後のめぐるちゃん44歳から先週末にメールが届いた。

めぐるちゃんて、テレビ朝日「未来講師めぐる」の吉田めぐる(深田恭子)24歳、進学塾の英語教師。24歳の誕生日以降、満腹になるとなぜか人の20年後が見える力が現れた。

どうやら先祖代々の能力で、同居している祖父の中吉(地井武男)にもその能力がある。変な能力に戸惑っていたが、最近は人の悲惨な未来を変えることに意欲を燃やしている。恋人ユーキの未来は変えることができなかったが、それでも好きでいる。

中吉(地井武男)は、何事も腹八分目、食べたらすぐに嫌いな散歩をして能力が発揮できないようにしている“徘徊”爺さん。中吉爺さんいわく「人の20年後が見える」なんて、単なる「自慢」の一つだと。中吉の格言「メールアドレスだけは、絶対に変えるな!」。中吉爺さんの20年後は、あちらの人。

めぐるの父親は吉田はまる (船越英一郎)は、現在失業中、レゲエの人だが、バブル全盛時は、事業が成功してブイブイ言わせ、その頃はめぐるも万札で紙相撲ごっこをしていた。


めぐるの恋人は、大学の一年後輩のユーキ(勝地涼)。
ホットドッグチェーン“ダイアナ”のサブ・マネージャー。ローラースケート好き。めぐるを「鬼かわいい」と賞賛し、いまだ敬語で喋る。ちょいオバカ。20年後はズルムケ、プヨプヨ(田口浩正)。中吉爺さんのことを「ギリギリじいちゃん」と呼ぶも、なぜか中吉には気に入られている。敵は、進学塾の塾長、門伝大 (武田真治)。(二人ともバイオテックに通えよ!)


中吉とめぐる宅の同居人、木村みちる(黒川智花)。高尾山登 (正名僕蔵)の元教え子&恋人で、現在は塾講師のアルバイト。めぐるの一言で20年後の未来が変わってしまった。可愛い顔をしているが、怒らすと「地獄サ、落ちろ」と怒鳴る。

おっと~~、メールを紹介するね!

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Sent: Friday, February 08, 2008
Subject: Fw:
めぐる風邪っぴき!

20年前のあなたへ。
お元気ですか? 吉田めぐるです。めぐるはここのところ風邪気味です。  「フィクションッ!」という変な音のくしゃみがでるのです。  ユーキくんの仕事が終わるのをずっと公園で待ってたのがいけなかったのかな。めぐる反省。でも、ユーキくんの仕事がなかなか終わらないのがいけないんだよぅ。(中略)めぐるはもう5話くらいかな?5話ではたしか、武田真治さんと高橋由美子さんっていう『南くんの恋人』コンビが数年ぶりに共演するんじゃなかった?   これは必見ね!

===============================================

高橋由美子さんといえば、昨年末にミュージカル「モーツァルト!」の舞台で、素晴らしいナンネールを演じて楽しませてくれたっけ。元歌手。

さて、第5話は・・・・

相変わらず、ユーキ君は、オバカである。

「イチモツの不安」→「石松の不安」とちっとも賢くならない。
(正解は・・・あれっ?   一抹の不安・・・)


めぐるの能力のことを「大食い自慢の預言者なので、ヴァラエティ的には、数字を持っている」などとちょっとギョーカイぶっている。

「太陽光アカデミー」から「太田光アカデミー」に変わった塾に生徒のタモツの学校の担任と教頭が、タモツの母親が超教育ママのモンスターペアレンツだと、忠告に来る。
話を聞いて妄想に走るめぐる。プロレスラー(ジャガー横田)の様な母親を思い浮かべる。なぜかめぐるの妄想通りに、傷つけられ、流血し、ぶちのめされる担任と教頭。

でも、タモツの母ゆり子(高橋由美子)はスーツの似合う一見穏やかそうな人だった。喋りさえしなければ・・・。ゆり子は早速めぐるのファッションや服装、マネキュアに文句を付ける。さらに恋人ユーキと、子供の受験が終わるまで別れろとか、塾講師のエロビデオ、もとえ江口秀夫(星野源)までにも、AV鑑賞を中傷し、挙句の果てにはレンタルしたAVの内容を詳しく説明させる。

ゆり子は塾長の門伝大(武田真治)の東大の同級生で「ミス駒場」だったことが判明。
「ゆりちゃん、君、変わっちゃったね」との言葉に、ゆり子から「あなたも・・・大学から変わってないのは髪形だけ」と言われ傷つく塾長。

モンスターペアレンツばかりでなく、更なる危機が!!

大手進学塾「前進ゼミナール」の進出で、生徒がどんどん辞めてしまう・・・・。

さて、どうなるのか?

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2008年2月 4日 (月)

「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」

“音楽は僕の人生、初恋の相手”と言い切るジョニー・デップ。

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代の頃、“ザ・キッズ”というバンドのメンバーで、チャック・ベリーの前座をやった事もある。

自ら“挫折したミュージシャン”と称しているジョニー・デップのミュージカル映画


「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」
(原題:Sweeney Todd: The Demon Barber of Fleet Street)」。


「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」はスティーブン・ソンドハイムの作詞・作曲で、トニー賞受賞の大ヒット・ミュージカルの映画化だ。

ティム・バートン監督とジョニー・デップは、この映画で「シザー・ハンズ」から数えて6度目のコンビとなる。




19
世紀のロンドンを舞台にした復讐劇。

理髪師のスウィーニー・トッドは妻子を奪った判事に復讐する機会を伺っている。

練習と称して理髪店の客を無差別に虐殺する。

ほとばしる血!! スプラッタ~~

(このシーンでは毎回肩をすくませ、目をつぶってしまった)

修羅の道を選んだスウィーニー。

殺伐としている。



大家の未亡人ミセス・ラベット(ヘレナ・ボナム・カーター)は、自分の店で、死体を人肉パイにし、ロンドンで一番不味いパイ屋が一転して瞬く間に大繁盛する。

死体の処理と無料の食材という、おぞましい一挙両得。

猟奇的だ。

可愛がっているはずの手伝いの少年・トビー(エドワード・サンダース)にまで人肉パイを平気で食べさせる。

復讐の鬼と化したスウィーニーと、彼を愛する大家の未亡人ミセス・ラベット(ヘレナ・ボナム・カーター)の悲劇的でおぞましい愛。

古典的な怪奇映画。

衣装や美術は凝っている。

映像はターナーの絵から色彩を極限まで排除したようなダークさ。

際立つ鮮血、血しぶき!

くまどりの様なメイクで、目の演技が際立つが余りに不気味。

ミセス・ラベットの二人の未来を妄想するシーンだけが、ずば抜けてカラフルで明るい。

ミセス・ラベットの足を組む仕草など、愛する人と一緒にいる喜びに溢れて実に可愛らしい。

だけどそんなシーンでもスウィーニーはいつも暗い表情。

ジョニー・デップはまばたきを忘れたかの様に目をグワッと見開いた大見得シーンばかりなので、観るほうも若干疲れる。


トビー役のエドワード・サンダースは、結構重要な役を上手くこなしていた。

歌唱力はイマイチだが将来が楽しみ!



ラストシーンの美しさは秀逸!

復讐がもたらした悲劇。

歌とセリフで全てを演じなければいけないのだが、「プロのミュージカル」<「俳優としての演技力」に重きを置いているので、ミュージカル映画としては若干物足りない。

「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」が公開以来2週連続興行成績1位になったのはジョニー・デップの人気だね。

それっきゃ、ない!

毎回、異なるジョニー・デップをこれでもかとばかりに我々に提供して楽しませてくれる。

彼が主役だからと観た作品なのだ。

それだけ・・・・。





<キャスト>

・スウィーニー・トッド :ジョニー・デップ

・ミセス・ラベット:ヘレナ・ボナム・カーター

・ターピン判事:アラン・リックマン

・バムフォード:ティモシー・スポール

・ピレリ:サシャ・バロン・コーエン

・トビー:エドワード・サンダース

・アンソニー・ホープ:ジェイミー・キャンベル・バウアー

・ルーシー:ローラ・ミシェル・ケリー

・ジョアナ:ジェイン・ワイズナー



<スタッフ>
監督:ティム・バートン

原作:スティーヴン・ソンドハイム、ヒュー・ウィーラー 

脚本:ジョン・ローガン

製作総指揮:パトリック・マコーミック 

音楽:スティーヴン・ソンドハイム 

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2008年2月 3日 (日)

ふくれっ面に惚れた!「ぜんぶ、フィデルのせい」

23日、今日は節分、豆まきの日。

9歳のアンナにとって、「フィデル」は節分の「鬼」のようなものだったろう。

ジュリー・ガブラス監督作品の「ぜんぶフィデルのせい」

この映画は、恵比寿ガーデンシネマに「ここに幸あり」を鑑賞した際の予告編で、アンナ(ニナ・ケルヴェル)のふくれっ面に友人共々魅了され【絶対観ようね】作品のひとつとなっていた。

「フィデル」とは、キューバのフィデル・カストロ議長のことであ~る

この作品に出会うまで、カストロのフルネームなど知らなかったよ

アメリカ大統領選のオバマ候補のフルネームも知らないしな。





時代は1970年代、スペインではフランコの独裁政権の真っ最中。

フランスはパリに住むアンナ(ニナ・ケルヴェル)は、厳格な名門カトリックの学校に通う9歳の女の子。

スペインの貴族の家系の弁護士の父親と、マリ・クレール誌の編集者の母親と、可愛い弟と、「広大な庭付き一戸建て+キューバ人の家政婦さん+休暇はボルドーのお城」という実に恵まれた生活。

夢見るのは、お姫様、とにかくきれいで可愛いものが大好きなお年頃。



そんなアンナの生活を脅かす事件が!!

フランコ政権への抵抗運動に熱中していた伯父さんが亡くなり、伯父さんの奥さんと従姉妹が一緒に住むことになった。

生活のサイクルが狂ってきて戸惑うアンナ。

一体どうしたの? 

何がいけないの?

キューバ人の家政婦のフィロメナ曰く “フィデル・カストロ”っていう人が全ての元凶らしい。

「フィデルがいけないのね!!」

何ら政治活動に関わらなかった負い目か、父親がチリからの帰国後、スーツを脱ぎ捨て、頬にひげを生やし、チリのアジェンデ政権の支援活動に邁進する。

ダンボールが廊下に山積みになった安アパートに引っ越し、大好きな宗教学の授業も受けることができなくなった。

さらに、家政婦のフィロメナは解雇され、ギリシャ人の家政婦に変わる。

いままでと異なる質素な生活。

ひげもじゃのコミュニスト達(口ひげ+あごひげ)が家を跋扈する。

当然、アンナは面白くない。

怒りまくる。 ふくれっつら。徹底抗戦!!


両親達の価値観の変化が子供たちの生活に大きな影響をもたらす。

アンナはアンナなりに両親の変化を理解しようと、自分なりに一生懸命に考える様がいじましい。

キューバ人のフィロメナとギリシャ人の家政婦とどちらも政治の犠牲になっていると親に訴え、

ひげもじゃのコミュニスト達と深夜に「富の再配分」について議論を戦わせ、
豊かな生活の祖母が恵まれない人に対して援助をしていることを持ち出し「共産主義」ではなくとも良いのではないのかと親と話し合ったりもする。


誰にもこびることなく、真摯に現状を把握し、不満を訴えるアンナ。


団結と人真似の違いについて両親に訴えるまっすぐな瞳に参ってしまう。

裕福な生活の頃は髪の毛に櫛が入ってきれいだったのに、質素な生活になっていうに従ってアンナの髪が心なし乱れていくのがいたたまれない。

3人も変わった家政婦さん達から、国ごとに異なる「創世記」(神話)を聞いて様々な思想があることを理解するのは、お見事!

アンナが“従順さ”より“自由”を選択し、自らがカソリックの学校から公立(たぶん)の小学校へ転校し、新たな価値観を模索しようとしていく様に何よりも感動した。

アンナのキュートな仏頂面、きりっとした眉、力強い意思のある視線・・・・

このアンナ役のニナ・ケルヴェルは500人近くもの少女から選ばれた一人。

仏頂面と強いまなざしが選考基準のひとつだったのではないだろうか。

イタリアのドミッティッラ・カラマイの原作をジュリー・ガブラス監督が少女の視線で描きなおしたのが本作。

アンナのファッションも実に可愛いぞ~。


ランドセルもオシャレ!!

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