インディ・ジョーンズシリーズの後継者のお披露目作か!?
インディー・ジョーンズのシリーズの第4作目の「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」は、
かなり年配の観客も多く、私の前の席は、80歳は過ぎたであろうようなパーフェクトな白髪のお爺様と、お婆様のカップル。
「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」
(Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull)
第2次世界大戦後の1957年、アメリカ軍に扮したソ連軍に捕らえられたインディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)は
ネバダの米軍基地内の秘密倉庫に連れて行かれる。
そこにあった「Roswell New Mexco 1947」と記された箱の中には・・・・。
事件の被害者なのに、ソ連軍と接したことで共産主義者と誤解され、レッドパージゆえ大学を休職処分になった。
父ヘンリー(ショーン・コネリー)を既に亡くし、友人にも裏切られ、大学も休職となった失意の中
ドイツの大学に教鞭の道を求めようとする。
そんなインディーに、1人のリーゼント・ボーイ(シャイア・ラブーフ)が助けを求める。
********** ネタバレ・チョイあり ***************
フェドーラ帽をかぶり、牛追い鞭を持ち、蛇が大嫌いなインディー・ジョーンズのシリーズの
第4作目の「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」は相変わらず満員!
時代は第2次大戦後で、米ソ対立の真っ只中!
武闘派・考古学者のインディーも「じいさんにしては中々喧嘩が上手い」などと言われる年になり、
インディー自身も自分の老いを自覚しているところが、往年のファンには物悲しいものがあるだろう。
だが、原爆の被爆国の日本人としては、インディが冷蔵庫の中に入って被爆を逃れたとはいえ、
爆心地のそばで何ら健康に影響を及ぼしていないことが大いなる疑問であった。
原爆の恐ろしさの過小評価としかいえない。
お約束の蛇のシーンでは、周囲が真剣に見入っていたので、一人寂しくほくそ笑んでいたのだ。
「レイダース/失われたアーク(聖櫃)」以来27年ぶりにカレン・アレンがシリーズ再出演をしたが、
往年のキュートさをそのまま保持しているのには驚き!!
今回の相棒は、マット・ウィリアムズ。
櫛でリーゼントを整えるのが癖といえば癖。
得意技は、ナイフ・・・かもしれない。
猿と一緒に蔓から蔓へとターザンごっこをするシーンは爆笑モノ!
ソ連軍の大佐のイリーナ・スパルコを演じたのは、ケイト・ブランシェット!!
フェンシングの達人であり、他者の思考を読み取る超能力を持つKGBエージェントでもあり、
インディー・ジョーンズの恐るべき敵役。
「エリザベス:ゴールデン・エイジ(Elizabeth: The Golden Age)」でのエリザベス1世や、
「アイム・ノット・ゼア(I'm Not There)」で、お茶目なボブ・ディランを演じた時とは一味違う彼女の演技が見られる。
米軍基地からソ連軍が持ち出した箱に書かれた「ロズウェル」という地名と、
箱の中身がチラッと見えたところから「落ち」は、ほぼわかってしまった人も多いはず。
たぶん、「ロズウェル」だけで、アメリカ人の90%が「あ~~、あれだな!」って思ったのではないだろうか?
宇宙人を捕獲したといわれるあのロズウェルだもの!
(それとも都市伝説なの?)
ナスカの地上絵、ニューメキシコの砂漠、イグアスの滝など世界遺産ファン垂涎のシーンが満載である。
謎解きの速さも、既に謎を解いていた人に導かれるってことで納得(してあげよう)!
クリスタル・スカルの謎とその結果にはイマイチ不満はあれど、
ナスカの地上絵やクリスタル・スカルには人間以外の未知のパワーを想起するからな~。
まあ、インディー・ジョーンズシリーズって何らかの超常現象はお約束だから・・・・。