8月30日(土)、有楽町の国際フォーラムAで開催された「東京JAZZ」の昼の部「GREAT AMERICAN STANDARDS」に行ってきた。
私の大好きな上原ひろみさんのピアノで、元気になりたかったのだよ。
御大のロン・カーターも久しぶりだ。
13:00を5分ほど過ぎての開演。
今回は1Fの後方の席。
オープニングアクトは、昨年10月にデビューしたイケ面4人の“Jammin' Zeb”。
「バイ・バイ・ブルース」などのアカペラを3曲披露。
そして、次は、いよいよ元気になるピアノの上原ひろみさんの登場!!
照明を落とした観客席から、タップの音が聞こえる。
1F中央通路にピン・スポット!
白いスーツ姿の熊谷和徳氏の軽快なタップが聞こえる。
のだめカンタービレでも有名なガーシュイン作曲の「ラプソディー・イン・ブルー」が聞こえる。
上原ひろみの奏でるピアノと、タップのコラボレーションだ。
タップって打楽器と同じだけど、ピアノとタップの両者の呼吸があわなければ、単なる雑音と化してしまうから、難しいな~。
舞台の両サイドの大型スクリーンに、上原ひろみさんの演奏する姿が大写しになる。
鍵盤を走る滑らかで力強い指の動き。
彼女のようにピアノを弾けたらどんなに楽しいかしらん。
熊谷和徳氏のタップとのジョイントを心から楽しんで演奏している菩薩様のような微笑。
「ラプソディー・イン・ブルー」の合間に『UNDER THE BRIDGE』や、『In Need of LOVE Today』、『DONA LEE」とメドレーでの30分間、ノンストップでの競演!!
あっという間だよ。
休憩を挟んで、次は「ザ・グレイト・ジャズ・トリオ byハンク・ジョーンズ」と名うって、御年90歳のハンク・ジョーンズの登場!
ベースのジョージ・ムラーツ、ドラムのビリー・キルソンとのトリオで、「イン・ア・センチメンタル・ムード」、「リコーダ・ミー」、「ウェーヴ」、「ニカス・ドリーム」、「マーシー・マーシー・マーシー」、そしてデヴィッド・サンボーン(Sax)が加わって、「カミン・ホーム・ベイビー」 、「ブルー・モンク」、最後は「オレオ」(だったはず・・・)。
ドラムのビリー・キルソンの生演奏は初めてだが、スティック捌きがきれいで、結構好みのリズムを奏でてくれる!
ハンク・ジョーンズが、次の曲名をボソボソと言うのが、可愛らしい。
私の近くの席の方が、それに応えて「イェイ~」と掛け声をかけていたのは、ご愛嬌。
休憩を挟んで、ハンク・ジョーンズ、ロン・カーター、ドラマーのペイトン・プレスリーと、エリック・スターンの指揮によるNHK交響楽団とのコラボレーション。
平均年齢高いぞ~。
まずは、NHK交響楽団による「キューバ序曲」。
指揮台に背もたれのバーがついていたのには驚いた。
後姿が美しくないな~。
(余談だが「のだめ杯」の「指揮者賞」を受賞した 「たじオケ。」の田尻真高氏は指揮台のかなり後方に位置してタクトを振るので、指揮台から落ちるのではないかと、ヒヤヒヤしながらも演奏を楽しんだよ~)
その後、オーケストラの前に、ピアノとベースとドラムスが設置される。
まさか、ハンク・ジョーンズの弾き振り!? ・・・っていう冗談はさておいて、
ベースの後ろに指揮台がある。
ここで、ハンク・ジョーンズと、ロン・カーターとペイトン・プレスリーが登場。
「マイ・フェイヴァリット・シングス」、「オー・ヴァー・ザ・レインボー」、「ガーシュウィン・メドレー」、「ポーギーとベス・メドレー」と、ハンク・ジョーンズ&ロン・カータ&NHK交響楽団とのコラボレーション。
オーケストラとのコラボは、 音に厚みがでて重厚なんだけど・・・・「オー・ヴァー・ザ・レインボー」の編曲はイマイチ私好みではない旋律があった。
せっかくのロン・カーターのベース音が活かされていないと思ったのは、わたしだけ?
ベースの音と共に聞こえる不安を醸成するような響き・・・不協和音のように感じてしまった。
ソロにして欲しかったな。
ロン・カーターのベースは大好きなのに、残念だ。
盛大な、会場が割れんばかりの拍手の中、ハンク・ジョーンズや、ロン・カーター達が何度も何度もステージに登場する。
N響の人も拍手しているのには驚いた。
楽団の人の「拍手」って、膝を叩いたり、足を踏み鳴らしてするものだと思っていた。